ヨーグルトは腸に負担をかける?!負担にならない食べ方は
ヨーグルトって体に良いとよく言われますよね。でも、食べると下痢になる.. という人も多いのでは?
実は、ヨーグルトは食べ方を誤ると、腸に負担をかけてしまうのです。
ヨーグルトが腸に負担をかける?
ヨーグルトは、次の2つの理由で腸に負担をかけることがあります。ヨーグルトを食べる時は、気を付けるようにしましょう。
- 食物アレルギー
- 腸の冷え
ヨーグルトで食物アレルギーが起こる
食物アレルギーの原因となる食品には、様々なものがあります。
- 卵
- 乳製品
- 小麦粉
- 魚卵
- そば
- えび、かに など
- 果物類
食物アレルギーの中でも、乳製品はアレルギーを発症しやすい食品で、乳幼児では卵に次いで2番目にアレルギーを起こしやすいと言われています。大人でも、牛乳やヨーグルトでアレルギーが出ると言う人は少なくありません。
原因は「カゼイン」と言うタンパク質で、これは、牛乳に含まれているタンパク質の約80%を占めています。
カゼインは加熱しても壊れにくく、牛乳を加熱してもあまり意味がありません。また、発酵しても壊れにくいので、発酵乳であるチーズやヨーグルトでも食物アレルギーの危険はあるのです。
食物アレルギーは、原因となる食品を食べてから2時間以内くらいに症状が出ると言われていますが、4~6時間以上過ぎてから症状が出ることもあります。
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- 皮膚・粘膜
皮膚のかゆみ、じんましん、目の充血など - 消化器系
腹痛、下痢、吐き気、嘔吐など - 呼吸器系
くしゃみ、鼻水、咳、呼吸困難など - 全身
アナフィラキシーショック
- 皮膚・粘膜
もっと症状がひどくなるかもしれませんね。いつもとは違うなと感じたら注意して、酷いようならすぐに病院に行きましょう。
アレルギーのメカニズムは複雑で、完全には解明できていません。しかし、アレルギーで下痢を起こすメカニズムは多少は解明されています。
- タンパク質の消化分解が細かくできていないため
- 腸の粘膜のバリア機能が弱っているため
この状態で免疫細胞の誤作動が起きると、下痢になる。
このように考えられています。
どんな食物でも言える事ですが、毎日同じものを食べると食物アレルギーを招きやすいという説があります。毎日食べるのであれば、量を減らすか、1日おきに食べるなどの工夫が必要でしょう。
ヨーグルトは腸を冷やす?
私たちの腸内は、だいたい37℃に保たれています。ですから、良く冷えたヨーグルトを食べると、腸が冷えて働きが弱まり、消化不良に繋がってしまいます。
下痢を起こしやすい人は、ホットヨーグルトにしてみたり、温かい飲み物を先に飲むなどの工夫をしましょう。
ヨーグルトを食べると下痢になる人は多い
便秘で悩む人にとっては、下痢になると便秘が治ったと思いがちです。でも、便が出ても下痢が続くのなら、腸にとっては負担です。
実際に、ヨーグルトで下痢になる人は多いのでしょうか。
ヨーグルトを飲んだその日はずっと下痢って相場が決まってるだろ
— おいどん(公式アカウント) (@oioidondon) 2015, 9月 8
ナイシトールと下剤の成分一緒だから下痢ダイエットしようと思ったんだけどもう既にヨーグルトのせいで下痢。 — ユトリーヌ (@syrup_1209) 2015, 8月 28
ヨーグルト食うとすぐ下痢になる
— くろろろるる (@benrozen01) 2015, 8月 28
調べてみると、下痢になる人は意外と多いようです。
さらに、実はヨーグルトで便秘に対する効果を期待するには、1日に100g以上を食べなくてはいけないという研究結果が多くあります。
いわゆる、食べきりサイズで80g前後です。一個以上食べなければいけないことになります。これを毎日となると、色々な負担が考えられます。
ヨーグルトに期待する効果
あなたがヨーグルトに期待する効果は何でしょうか。
便秘。整腸効果。免疫力アップ。花粉症など、人それぞれ目的は異なると思います。でも、どの効果であれ、その効果を生み出すのはヨーグルトに含まれる乳酸菌です。
もし、腸に負担となるかもしれないヨーグルトよりも、もっと効率よく乳酸菌を摂取できる方法があったらいいと思いませんか。
実は、こうした問題を解決するためにお勧めなのが、乳酸菌のサプリメントです。乳酸菌のサプリメントなら、アレルギーの心配も、腸を冷やす心配もほとんどありません。
最近では、こうした乳酸菌のサプリメントが、大手のメーカーなどから多く販売されています。
便秘や下痢で悩んでる。腸の状態を改善するために、乳酸菌を摂取したいと考えているのなら、ヨーグルト以上にサプリメントはおすすめです。
ヨーグルトでお腹を壊しやすいという方は、一度試してみてください。