腸に負担をかけると下痢になる?!下痢の仕組みと対策
下痢でお悩みの人って多いですよね。
下痢は時と場所に関係なく、突然襲ってくるものです。頻繁に下痢を引き起こすようでは、恐怖心すら感じてしまいます。
しかし、一体なぜ下痢になるのでしょう?
下痢の原因は様々ですが、共通して言える事は、腸に負担がかかっているという事です。下痢になる仕組みや原因を知って、下痢から解放されましょう!
目次
下痢が起きてしまうのはなぜ?
下痢になると、便が液状または液状に近い状態になります。この便の極端な軟らかさは、水分によるものなのです。
私たちが食べた物は、胃で消化された後、小腸で消化と栄養分の吸収が行われます。
この時はほぼ液状ですが、その後ゆっくりと時間をかけて大腸を移動し、水分が徐々に吸収されていきます。そして、上の画像のように大腸をぐるっと一周し終わる頃には、固形になり、肛門から排泄されるのが普通です。
しかし、下痢の場合は、大腸で水分が吸収されなかったり、便が水分を吸い込み過ぎたりして、固形にはなりません。
下痢の原因はひとそれぞれ
それぞれに違う生活があるように、下痢の原因も人それぞれ違います。
裸で寝て お腹冷えて 破竹の勢いで下痢して また裸で寝て このループから抜け出せずに9月終わりそう
— 秋つかぜ (@akitsukazekun) 2015, 9月 26
連休の休息でせっかくかたいうんちが出るようになったのに、会社が始まったらまた下痢に戻ると思うと、心が叫びたがっているんだ — アイコンが消えかかってるんだ (@kita2oyaji) 2015, 9月 22
このように、原因がはっきりしているのなら、対処しやすいのですが、そうでない場合もあります。
ここ何ヶ月か大分下痢に苦しめられていたが、久し振りに3〜4日便秘のクソが出た。昔は1週間便秘とかザラだったがここまでになると逆に病気にでもなったんじゃないかと心配したよ。まあこれで栓が抜けたからまた明日あたり下痢が始まるんだけどね。 — たっくんマニア (@takkunmania) 2015, 9月 16
原因が分からない下痢に悩む人が多く、こうした場合は治療法が難しいのです。
原因が分からないと、解決法が見つかりません。一体どんなことが原因で、下痢を引き起こしているのでしょうか。
腸に負担をかけると下痢になる?
下痢の原因はいろいろ考えられます。
- 消化不良
- 食中毒
- 冷え
- 大量摂取
- 神経性
- 病気や症状
- 薬の副作用
例えば、食中毒やウイルス・腐敗物・有害物質など、神経性の下痢は、ストレスなどによる胃腸の異常や、不安障害などが原因となります。
また、病気や症状としては、乳糖不耐症・食物アレルギー・胃腸炎・過敏性腸症候群などが挙げられます。抗生物質などの副作用で下痢になることもあるんですよ。
でも、消化不良や冷え、大量摂取なんかは、少し気を付ければ解決できそうですよね?
腸に負担をかけない生活で下痢を防ごう!
自分で解決できる下痢について、それぞれの対処法をご紹介しましょう。
消化不良による下痢の対処法
消化不良の多くは、早食いです。ゆっくり噛めば、事前消化ができて消化不良を防げます。また、食べ過ぎ・飲み過ぎ・寝る前の飲食なども消化不良を引き起こしますから、特にお腹の調子が悪い時は控えるようにしましょう。
冷えによる下痢の対処法
腸が冷えると、そのせいで腸が刺激されてしまいます。そのせいで、腸が働き過ぎてしまうことがあります。冷たい物の食べ過ぎ・飲み過ぎを控え、お腹を冷やさないようにしましょう。
どうしても冷たい物が好きで止められないと言う人は、冷たい物と一緒に、温かい飲み物を飲むといいかもしれませんね。
また、仕事などでいつも冷房の効いた部屋に居なくてはいけない人は、腹巻きなどでお腹を温めるようにして下さい。
大量摂取による下痢の対処法
油や刺激物は腸の負担となるので、たくさん摂り過ぎるのはよくありません。特に、サラダ油・マーガリンなど安価な油のトランス脂肪酸は体全体の健康にも悪い影響を与えるんです。
ファストフードやスナック菓子なども同じですね。それと、動物性脂肪の摂り過ぎも腸に負担をかけるので控えましょう。
他にも、マグネシウムの大量摂取も下痢を引き起こすと言われています。マグネシウムは、乾燥あおさや乾燥青のり、乾燥わかめに特に多く、他にも豆乳やアサリ、玄米などに含まれているミネラルです。
これらを大量に食べたり飲んだりすることはあまりないと思うので、普段の食生活ではそれほど気にしなくてもいいでしょう。でも、マグネシウムのサプリメントを飲んだりしている人は気を付けて下さいね。
症状による下痢の対処法
実は、症状の中にも防げるものはあるんです。
乳糖不耐症は、乳製品に含まれる乳糖でお腹を壊す症状です。牛乳を飲むと下痢になるという人は多いでしょう。このような人は、単純に飲む量を減らせばいいのです。
もちろん、乳製品の摂取を控えることも大切です。
下痢が「重大な病気」の症状である場合も!
もし、原因が分からないまま、4週間以上も下痢が続いている場合は、何かの病気や症状かもしれません。重大な病気が隠れている場合もありますから、慢性化していたり症状がひどいようなら、病院へ行くようにしましょう。
腸が強くなれば、下痢になりにくい
「腸を強くする」これだけで、下痢にもなりにくくなります。ですから、ほとんどの原因に対する対処法として、腸を強くする方法はオススメです。
腸を強くする方法には2つあります。乳酸菌サプリの摂取と、腸のマッサージです。
乳酸菌サプリで腸を強くしよう!
乳酸菌は善玉菌で、この善玉菌は腸内で様々な良い働きをしてくれます。
- 腸内を弱酸性にして悪玉菌を排除
- 腸粘膜を保護
- 有害物質や老廃物の排泄補助
- 消化・吸収補助
しかし、ヨーグルトは動物性脂肪です。それに冷やした方がおいしいですよね。と言う事は、腸に負担になってしまう可能性があるのです。
また、ヨーグルトは食物アレルギーの原因となりやすい食品でもあるんです。食物アレルギーは、症状が分かりにくい場合があって、症状が下痢だけという事もあるので注意が必要です。
これらの理由から、乳酸菌の摂取には、乳酸菌サプリがおすすめです。
サプリメントなら、必要な乳酸菌を、生きたまま確実に腸まで届けることができます。マッサージで腸を強くしよう!
マッサージやツボ押しなどで、腸の調子を整えてあげる事も腸を強くしてくれます。
リンパマッサージで、腸もリラックスします。また、ツボ押しも下痢の予防や改善に役立ちます。
それぞれに、特徴のあるツボ押し方法です。
あなたの下痢の原因に合いそうなものを、時間をかけてやってみると良いでしょう。