お腹の調子が悪い

食後にお腹がゴロゴロ鳴るのはガスが原因?3つの対処法とは


食後にお腹が「ゴロゴロ」「グーッ」「ギュルギュル」と、鳴ってしまう症状に悩んでいる方はいませんか?
人前で鳴ってしまうとすごく恥ずかしいですよね。食後にお腹が鳴るのは腸に異常がある可能性もあります。でも、思い悩んでいるだけでは解決しません。

食後にお腹が鳴る理由を突き止めて、早く恥ずかしい症状から解放されたくありませんか?
考えられる原因や病気、自分で出来る対処法についてご紹介します。

お腹が鳴るのはなぜ?仕組みを理解しよう

お腹の違和感

そもそもお腹はなぜ鳴るのか、体の仕組みを知っておきましょう。

お腹が鳴るタイミングは、主にお腹が空いた時と食べ物を消化している時です。食後にお腹が鳴るのは、食べ物を消化している音であり、つまり正常な音でもあります。

口から入り、胃の中で細かく消化された食べ物は小腸に送られます。小腸の中で食べ物が消化液やガスと混ざり合って消化吸収される時にお腹の音が鳴るのです。
また、次の食事を受け入れる準備として、小腸の中にあった食べ物をきれいに外へ排出するために、腸はぜん動運動(消化に伴う収縮運動)を繰り返します。空腹時収縮といい、この時にもガスと腸内の消化物が混ざり合って音がするのです。
これが食後のゴロゴロ音の正体といえます。

食後にお腹がゴロゴロ鳴るのは消化のサイン?!

食後にお腹が鳴るのは必ずしも悪い症状ではありませんが、あまりにも大きな音が鳴る、頻繁に鳴るという場合には、何らかの問題が隠れている場合があるかもしれません。

食後にゴロゴロとお腹が鳴るのは、次のような原因が考えられます。

悪玉菌が増えてガスが発生している

正常な腸にも多少のガスは存在しますが、腸内でガス多く発生して溜まっている場合は、お腹の音が大きくなってしまいがちです。

ガスが発生する原因として、まずは食生活が原因に挙げられます。特にガスを発生させやすい食べ物といえば、芋類が有名ですが、他にも脂肪たっぷりのお肉やケーキなども要注意。
また、腸に良かれと思って摂っている食物繊維も、摂りすぎると悪玉菌のエサになり、ガス発生の原因になってしまうのです。

早食いが原因?!

ガスは食べ物から発生するばかりでなく、外から飲み込む空気も関係します。特に早食いの人は、食べるのと一緒に空気も多く飲み込んでしまっているのでガスが溜まりやすくなります。

ついつい時間が無いからといって、急いで食事をする習慣がある人は要注意です。

ストレスを溜め込みがち?

普段から心配事が多い人や、不安や緊張が強い人はガスを溜め込みがちです。精神的にストレスがかかると、無意識のうちに空気を飲み込んでしまっているのです。

また、ストレスが多いと自律神経のうち副交感神経の働きが低下して、腸の動きが悪くなってしまいます。腸の動きが悪くなってガスが溜まりやすくなるだけでなく、便秘がちになることで悪玉菌が増えてガスが発生しやすい環境になってしまうのです。

腸の病気が原因のことも考えられる!

医師の説明

食後にお腹が鳴る症状は病気が原因のこともあります。どんな病気が考えられるのでしょうか?特に注意したい2つをご紹介します。

過敏性腸症候群

特に腸の異常は見られないのに、ストレスが原因になって便秘や下痢を繰り返す病気です。過敏性腸症候群は人によって症状が異なりますが、お腹の音が大きい場合や、おならや腹部膨満感などの症状に悩まされることもあります。

過敏性腸症候群の原因は主にストレスと考えられています。腸は第二の脳といわれるくらい、気持ちや感情との関わりが深いのです。
性格的にもともと真面目で、気が弱いタイプ、くよくよしがちな人などがかかりやすい病気とも言われています。
ストレスを感じやすい、20代の女性や3,40代の働き盛りの男性に多い傾向があります。

呑気症

普段から空気を飲み込んでしまい、胃腸に溜まりやすくなってしまう病気です。
特に緊張しやすい人やストレスが多い人は、無意識のうちに歯を食いしばってしまい、空気を飲み込んでお腹の中に溜まりやすくなってしまうのです。呑気症になると、胃の不快感、ゲップにも悩まされることがあります。

他にも胃腸の病気が隠れていることもあり、自己判断で勝手に思い込むのは重大な病気を見過ごす可能性もあり、危険です。
まずはお医者さんに相談して、胃腸に問題が無いかどうか確認するようにしてください。

食後のお腹ゴロゴロを解消するための3つのポイント

気づき

食後にお腹が鳴ってしまうのを解消したいなら、過剰なガスの発生を減らすことです。ガスの発生を減らすには、次の3つのポイントを押さえましょう。

ガスを発生する食べ物を摂りすぎない

脂肪分の多い食べ物、芋類、食物繊維を多く含むごぼうや豆類などの食べ過ぎに気をつけましょう。
特に冷たい食べ物ばかり食べていると、腸の動きが鈍ってしまいます。温野菜や暖かい汁物を一緒に飲むようにするなど、胃腸が冷えない食事を心がけましょう。

ゆっくり食べて空気を飲み込まないようにする

早食いはガスを体の中に溜め込む原因になります。ゆっくりよく噛んで食べることを意識するようにしましょう。
よく噛むことによって胃腸の負担を軽くすることもでき、食事の量が少量でも満足感を得られやすくなるので良いことづくめです。

また、溜まってしまったガスを体の中で閉じ込めないことも大切です。特に、デスクワークで座りっぱなしだと腸の動きも鈍りがち。
ウォーキング、ヨガや腹筋運動は、お腹に刺激を与えてくれるのでおすすめです。
くれぐれも運動自体がストレスにならないように、無理のない範囲で始めましょう。

乳酸菌を摂取して善玉菌を増やす

ガスの原因になる悪玉菌を減らすには、外から乳酸菌を摂取して腸内細菌のバランスを整えることが大切です。

善玉菌を増やすにはヨーグルト、キムチ、納豆、漬物、味噌、塩こうじ、甘酒などの発酵食品を摂取して、良い菌を体に取り入れることが効果的。ただし、毎日続けることで腸に菌を定着させることが大事です。
日々の食生活で少しずつ発酵食品を取り入れていくようにしましょう。

もし、なかなか自炊する時間がない場合や、毎日発酵食品を続けて食べるのが難しい場合には、乳酸菌配合のサプリメントから取り入れる方法もおすすめです。
サプリメントであれば食事のメニューをあれこれ考えなくても、負担なく続けることができて効果的です。薬ではないので即効性があるわけではありませんが、続けることで腸内環境を改善することができます。

自分にとって無理のない方法で、ストレスなく続けられる方法を見つけてくださいね。

まとめ

食後にお腹がゴロゴロ鳴るのは、病気が隠れている場合もあれば、普段の食生活やストレスによって発生したガスが原因のこともあります。
ただし、場合によっては何らかの疾患が隠れている場合もあり、自己判断は危険です。気になるようならば早めに病院で相談してみるようにしてください。

お腹の音は何らかの体の不調や変化を知らせる大事なサイン。きちんと向き合って、早めに対処するようにしましょう。