お腹の調子が悪い

お腹がぐるぐる鳴る原因を知りたい!病気の可能性はあるの?


お腹の調子が特に悪いわけではないのに、ぐるぐる(ギュルギュル)とお腹の音が鳴る。同時に下痢が頻繁に起こり、痛みを感じるという人がいます。
今回は、こうした症状について、何が原因なのか?病気の可能性についても紹介します。

ただし、痛みや下痢が続いたり繰り返すようなら、迷わず病院を受診するようにしましょう。気になる症状がある時は、自己判断せずに専門医を受診することが大切です。

お腹が減っていないのにぐるぐる音が鳴る原因

疑問を感じる女性

お腹がぐるぐる鳴る原因として多いのは、お腹の中にガスがたまっていることですそこで、まずはお腹の中にガスがたまる原因を紹介していきましょう。

食事や生活習慣のバランスが崩れてしまうと、腸内環境が悪くなり、腸の機能が低下してしまうことがあります。他にも、腸の働きは脳が司っているため、ストレスで腸の働きが低下することもあります。

腸の機能が低下すると、便秘だけでなく、ガスがたまり、お腹がぽっこりしてくることもあります。この状態が続くと、老廃物が腸内にたまり、血管から全身に回って様々な不調を引き起こしてしまいます。

参考文献:「おなかの張り」をとれば腸は年をとらない!」

お腹が鳴って、痛みや下痢が起こる時は..

お腹がぐるぐる鳴ると同時に、痛みや下痢が頻繁に起こることがあります。このような場合は、単にお腹の中にガスがたまっているだけではないのかもしれません。

お腹にガスがたまったり、便秘や下痢を何度も繰り返したり、痛みを感じる。そんな時は、「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)」の可能性も考えられます。

頻繁にお腹の調子が悪くなったり、ゴロゴロ、ぐるぐる鳴るという方の中には、過敏性腸症候群が原因ということも多いようです。

過敏性腸症候群とは

ストレスが原因で、下痢やお腹の不調を繰り返すことで有名な病気です。上にも書いた通り、腸の働きは脳と密接に関係しています。ストレスのせいで腸の働きが乱れるということは多いのです。

例えば、重要な会議の前に緊張してお腹が痛くなって、くだしてしまう。職場や学校に着くと、お腹がゴロゴロする、、など。こうした症状に心当たりがある方は、過敏性腸症候群を専門に扱う病院を受診することも視野に入れると良いでしょう。

ただし、上記のようにストレスが原因の過敏性腸症候群が一般的に周知されていますが、実際は、大腸の形が原因となっている場合など、他の原因であることもあります。

過敏性腸症候群は、下痢や腹鳴(お腹が鳴る症状)だけではなく、以下の3つのタイプがあります。

  • 「下痢型」
  • 「便秘型」
  • 「混合型(下痢と便秘を繰り返す)」

お腹がぐるぐる鳴り、下痢や便秘が頻繁に起こるのであれば、過敏性腸症候群の可能性も考えられるということを、覚えておくと良いでしょう。

過敏性腸症候群の診断方法と、解消方法

過敏性腸症候群かどうかを判断するには、病院で医師の診察や検査を受ける必要があります。

まずは、他の病気かどうかを調べるための検査が必要です。大腸の形が原因で過敏性腸症候群かどうかを判断するには、腹部エックス線検査で、大腸の形を見ることがあります。

ストレス性の過敏性腸症候群の場合は、ストレスを減らすことで改善することがあります。こうした方は、ストレスが腸に反応しやすい体質だということを、自分で理解しておく必要があるでしょう。

病院では、ストレス型過敏性腸症候群に効くお薬もありますので、医師に相談してみましょう。

大腸の形による場合は、マッサージや運動も効果が期待できます。対症療法的な薬はいくつかありますが、あくまでも補助的なものとして考えられています。病院での治療は、運動の他に、排便させやすくするマグネシウムのお薬を使うことがあります。

参考文献:IBS(過敏性腸症候群)を治す本

お腹がぐるぐる鳴る、他の病気は?

お腹がぐるぐる鳴る病気は他にもあります。お腹の中にガスがたまりやすくなる病気で、呑気症(どんきしょう)といいます。

 

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呑気症とは

呑気症は、食事の時に無意識に空気を一緒に飲み込んでしまう病気です。詳しい原因についてはまだわかっていないのですが、このような症状が起こるのは、精神的に不安定な時に起こりやすいと考えられています。

呑気症の診断方法や解消する方法

この症状も過敏性腸症候群と同じように、腹部エックス線検査や腹部CTなどの検査で他に病気はないかを確認します。
あきらかな原因がわかっていないため、治療法は確立されていません。食生活を改善するほかには、精神的に不安な要素を排除することが大切です。病院では、抗不安薬や消泡薬(しょうほうやく)などを使うこともあります。

*消泡薬…腸内のガスを破裂させて消す作用のある薬

参照:メディカルiタウン

市販薬で解消する方法

お腹のガスを解消するには、市販薬で腸内環境を整える薬やガスを解消させる薬があります。

整腸剤には大きくわけて5種類あります。腸の中の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしていくことで、お腹の中の環境をよくすることができます。その他には、お腹にたまったガスを取り除く薬も販売されています。

お腹にたまっているガスを解消させる薬について、詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

お腹のガスを解消して音を止める方法

お腹のガスを解消するマッサージ方法を紹介します。

お腹のマッサージ

腸の機能が低下した場合、便秘になりやすくなります。便がつまりやすいポイントがありますので、その部分をマッサージすると便の通りがよくなります。

横行結腸(おうこうけっちょう)と下行結腸(かこうけっちょう)のつなぎ目部分がつまりやすくなります。この部分をマッサージすることで、腸がゆるみ便通がよくなります。

1. 床に仰向きで寝る
2. おへその下あたりから、真ん中を5cmほどまずあけます。親指以外の4本の指をお腹に当てて、右と左の交互でトントンとお腹を押します。
3. そのままの指の状態で、少しずつ下に下がりながら押していきます。最後は股間まで進みます。これを1分間おこないます。
4. 朝起きたあとと、寝る前の1日2回おこなうと効果が期待できます。

お腹マッサージ

参考文献:毎日快便!腸内の毒を出し、善玉菌を増やす

 

お腹にたまっているガスを解消させる方法について、詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

お腹がぐるぐると鳴るのは、病気の可能性も

お腹がぐるぐると鳴るのは、腸内環境の乱れも考えられますが、過敏性腸症候群などの病気の可能性もあります。

便秘や下痢を繰り返す場合や、なかなか症状が改善しない場合は、他の病気の可能性も考えられるので、まずは病院に行って医師の診察を受けることも大切です。

もし、過敏性腸症候群であれば、症状によっては改善することもあるので、まずはできることから始めてみましょう。