お腹の調子が悪い

お腹がゴロゴロ鳴る原因と対策 & おうちでできる簡単ケア


シーンとした会議室や仕事中に突然、お腹がゴロゴロ鳴り出して焦った……!そんな経験はないでしょうか?

この「お腹ゴロゴロ」の正体はいったい何なのでしょうか?原因と対策について探ってみましょう。おうちでできるカンタンケアもご紹介します。
ただし、くれぐれも自己判断にはご注意を!お腹のゴロゴロ音がひどい場合は医師に相談しましょう。

恥ずかしい『腹の虫』おなかがゴロゴロ鳴る原因とは?

お腹を押さえる女性

お腹がゴロゴロ鳴ることを腹鳴(ふくめい)と呼びますが、その腹鳴でまっ先に思い浮かぶのが空腹時ではないでしょうか。
静かな所で突然「ググーッ」とお腹が鳴り、大慌てした経験のある人も多いはず。その他にも腸内に溜まったガスが音の原因だったり、意外にも飲み込んだ空気がゴロゴロ音の犯人だったりもします。

お腹が空いているときに鳴る『空腹時収縮』

一般的に、胃が活動しているのは胃の中の食べ物を消化しているときだと思われがちですが、実は空腹時にも、かなり活発に動いているのをご存知でしょうか?
胃の中身を掃除するための収縮運動を何度も繰り返し行い、胃壁をキレイに掃除してくれているのです。この空腹時の収縮運動が『お腹が減るとお腹が鳴る』というメカニズムの正体です。

参照:NIKKEI STYLE

腸内にたまったガスが移動している

腸にガスがたまると、なんだか苦しい上におならもクサくなり、とても厄介です。
このにおいの正体は腸内で発生するメタンガスや水素ガス、それに二酸化炭素などです。腸内で未消化のまま残った食べカスは、腸内細菌にとっての御馳走。その御馳走を腸内細菌が消化する過程で、ガスが発生するのです。
ですから、いわゆる消化のよくない食べ物(食物繊維などを多く含む食材など)を食べたときにガスが発生し、そのガスが腸の中で移動するとき、ゴロゴロ、グルグルと不快な音を発生させてしまうのです。

参照:NIKKEI STYLE

飲み込んだ空気が犯人かも(呑気症)

また、飲み込んだ空気が犯人というケースもあります。
人は食事をするとき、食べ物と一緒に空気も胃の中へと送り込んでいます。この空気がそのまま胃から小腸→大腸へと移動する過程で、お腹の中がゴロゴロ鳴るというワケで、コレを呑気症(どんきしょう)と呼びます。

予防策としてはゆっくりよく噛んで食べること、恥ずかしがらずにゲップをすることなどが挙げられます。
要は胃の中に入った空気を、その先へと送り込まないように、なるべく口から外へ出すようにすることが大事。また炭酸飲料水の飲み過ぎにも注意が必要です。
飲料水と共に炭酸の泡(=空気)も飲み込んでしまうため、腸内のガスが増え、ゴロゴロ音の原因になってしまうからです。

参照:NIKKEI STYE

病気が潜んでいるシグナルかも!

病院

お腹がゴロゴロして腹部の不快感が一向におさまらない!しばらく、このような状態が続く場合、それは身体からの深刻なSOSかもしれません。
こんなとき自己判断は禁物です。医師に相談してみましょう。

過敏性腸症候群(IBS)

下痢や便秘などの便通異常が続いていませんか?それらが原因でなんだかお腹がゴロゴロ鳴る……。これら腹部不快感からくる症状を過敏性腸症候群(IBS)と呼びます。原因は消化管の知覚過敏や運動異常、または心因性といわれ、過度なストレスなどが悪化原因とされています。

また、似たような症状に潰瘍姓大腸炎や腸内ポリープなども考えられますので、自己判断は禁物です。しばらく続くようでしたら医師の診断を仰いでみましょう。

参照:gooヘルスケア

呑気症(どんきしょう)

前の章でも少し触れましたが、食べ物や飲み物と一緒に空気まで飲み込んでしまう症状です。早食いの人に多く見られますので、食事はゆっくり食べるように心掛けましょう。
また、奥歯を噛み締めるクセのある人は、飲み込む空気も多くなると言われています。自覚症状のある人は奥歯を動かすなどして、緩めてあげましょう。

参照:NIKKEI STYLE

自律神経失調症

心のバランスと身体の調子には密接な関係があります。

緊張すると手の平に汗をかくように、過度のプレッシャーや不安を感じると自律神経が乱れ、内蔵の働きが低下します。その結果、胃腸の働きも不安定になり、下痢や便秘を引き起こす原因となります。さらには「また下痢や便秘になってしまうかも、、」という不安から、繰り返し同じ症状に悩まされる人もいます。
この場合、改善策として腸内環境を整えるとともに、メンタルバランスや心のケアについても改善していくことが重要です。

参照:今日堂薬局

社内でゴロゴロピンチ!もう、慌てなくても大丈夫

お腹が痛い

そもそも、お腹がゴロゴロ鳴るのはお腹に力が入っていない状態の時ですよね。それなら少しお腹に圧力を加えてみましょう。意外にも簡単な方法でゴロゴロピンチは脱出できるかもしれません。

背筋を伸ばし、お腹を膨らませてゴロゴロ対策

胃腸が伸びることで胃腸内に空気圧がかかり、ゴロゴロ音を消すことができます。お腹が鳴りそうだなと感じたら、背筋をピンと伸ばし、姿勢を正してみましょう。また同じ理屈からお腹を膨らませるのも効果的です。

参照:ヘルスケアPOCKET

奥歯の噛みしめをゆるめてあげましょう

奥歯を噛みしめるクセのある人は、唾液を飲み込むことも多く、その結果、唾液と一緒に空気まで飲み込んでしまいます。
飲み込んだ空気の量が多ければ、お腹が張り、胃腸がゴロゴロ鳴る原因に……。気づいたら奥歯の噛みしめをゆるめてあげましょう。

参照:ベイサイドさちクリニック

胃のちょうど真裏あたりの背中をトントン叩いてみましょう

口から飲み込んだ空気は一旦、胃の中に溜まります。ですから胃のちょうど真裏あたりの背中を叩くことで、その胃の中にある空気を腸へと送る手助けをすることができます。

参照:ヘルスケアPOCKET

早速試してみよう!誰でもカンタンにできる、おうちケア

ヨガ

おうちケアを定期的に行い、お腹が鳴るのをできるだけ防ぎましょう。
また、日頃からお腹周りにゆとりのある洋服を着るように心掛けてくださいね。

便秘解消にはビフィズス菌などの善玉菌を増やそう

腸内環境が悪く、悪玉菌が活発化していると、どうしてもガスが溜まりやすくなり、お腹が張る、ゴロゴロする原因に……。
そこで腸内環境を整えるのに手っ取り早いのがビフィズス菌とオリゴ糖の黄金コンビです。善玉菌であるビフィズス菌はオリゴ糖が大好物。ビフィズス菌が活性化すれば、腸内環境もバッチリ整い、お腹が張る元となるメタンガスなどの発生を最小限に押さえることができます。

参照:ヘルスケア大学

ぜん動運動を促進するためには腹筋強化が近道!

お腹がゴロゴロ鳴る原因の1つに便秘があります。この便秘は腸のぜん動運動(ぜんどううんどう:消化に伴う腸の収縮運動)を刺激することで、かなり解消できます。
便を出すときには、みなさんイキみますよね。そうすることで大腸への圧力がかかり、便をスムーズに体外へと排出することができるからです。そこで腸のぜん動運動を行うために必要なのは腹筋!今日から、ぜひおうちで腹筋を鍛えてくださいね。

参照:ヘルスケア大学

これで便秘解消!うつ伏せになってゴロゴロ寝体操

体内で複雑に曲がりくねっている腸。腸の曲がり角付近にはガスが溜まりやすく、なかなか移動してくれないことも……。
さらにガスは「軽い」という性質がありますから、ぜん動運動の働きが鈍っていると、なかなか大腸まで降りてきてくれない場合もあります。
そこで、うつ伏せに寝て、自分の体重で人工的に腸内に圧力をかけてあげましょう。そうすることでガスを移動させ、体外へと排出させることができます。

やり方はカンタン。フローリングなどの堅い床にうつ伏せに寝転がり、10分程待ちます。次に左右にゴロゴロと転がってみてください。
ポイントは腹部に自分の体重で圧力をかけ続けることです。おならとして排出され、ガスがなくなることで腸内はスッキリ、腸のぜん動運動の促進効果も期待できます。

参照:ツムラ漢方番号サーチ

腸の調子を整える食べ物はコレ!

ヨーグルト

腸の調子を整える代表といえばヨーグルト。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が腸内環境を改善し、お腹がゴロゴロ鳴るのを防いでくれます。ただし下痢の時には少し注意が必要です。特に冷えや食べ過ぎなど、急なお腹の痛みを伴う下痢(急性下痢)の場合、ヨーグルトは控えましょう。急性下痢により激しく動いている腸をまずは休ませなければならないので、逆に腸を活発化させてしまうヨーグルトは逆効果。しばらく様子を見て、おかゆなどが食べられるほどに回復してから、少しずつ摂るようにしましょう。

参照:ヘルスケア大学

らっきょう

水溶性食物繊維を多く含む、らっきょうは腸内環境を整え、下痢や便秘を改善する働きがあります。この水溶性食物繊維に含まれるフルクタンという成分は善玉菌の大好物の一種。善玉菌の力を増々活性化する手助けをしてくれます。善玉菌が増えると、その分、発生する酸の量も増えるため、酸に弱い悪玉菌は減少するというワケです。

参照:NHKガッテン

ハチミツ

腸内のビフィズス菌を増やす働きのあるハチミツも、お腹がゴロゴロ鳴る人にぜひ取り入れてもらいたい食材の一つです。ハチミツに含まれるブドウ糖は善玉菌の一種、ビフィズス菌の大好物。善玉菌を活性化させるためにも、ぜひ上手にハチミツを摂ってみましょう。特に下痢になりやすい人にオススメです。

参照:ヘルスケア大学

リンゴ

リンゴに含まれるアップルペクチンという成分、みなさんご存知でしょうか。食物繊維の一種で、腸内の善玉菌のエサとなる成分です。腸内でアップルペクチンを分解・吸収した善玉菌は酸を発生させるため、腸内は酸性に傾き、その結果、居心地の悪くなった悪玉菌を減少させる効果があります。

参照:ヘルスケア大学

まとめ

お腹がゴロゴロ鳴る原因と解決策、いかがだったでしょうか。音の原因も、音の種類も実に様々でしたね。自己管理や節制も大切ですが、時に自分の体調に耳を傾け、おかしいなと感じたら、早めにいたわってあげる姿勢も大事です。「いつものことだから大丈夫だろう」と、自己の判断に頼り過ぎるのは禁物です。長引くようなら、一度医師に相談してみましょう。