「免疫力を高める薬」ってあるの?免疫力を高めるには..


免疫力を高める薬?!

免疫力が低ければ、あらゆる病気にかかりやすくなってしまいます。飲むだけで免疫力を高めてくれる、魔法のような薬はと言うと、、あるにはあるのですが。それは「ルミンA 50γ」という医薬品です。細胞を活性させる薬として販売されています。

ルミンA 50γの効能

  • アレルギー性疾患
  • 食欲不振
  • 倦怠
  • 貧血
  • 一般虚弱体質
  • 熱傷
  • 凍傷
  • 一般創傷
  • 急性化膿性疾患
  • 末梢神経性疾患

どうでしょうか?幅広い効能です。アレルギーからヤケドまでです。免疫細胞マクロファージを活性化することで、免疫力を高めるとされています。添加物は、アラビアゴム、タルク、炭酸水素ナトリウムと記載がありますが、どれも体に害が無いと認められたものです。

これといった副作用はありませんが、妊婦さんや治療中の方は控えた方が良いと思います。

ただ、私はこの薬が良いのかどうか分かりません。理由は主成分のクリプトシアニンO.A.コンフレックスの効果が見えないからです。確かに、歴史は古く戦時中から医薬品として使われていました。

ですが、研究報告のほとんどが古いもので、確認が取れません。また、最近の研究報告もメーカーによる動物実験のデータのみしか確認出来ません。

医薬品といっても、第3類ですから、問題は無いのですが本当に効果があるのかは「分からない」が私の本音です。ですから、あなたのご判断で服用を決めて下さい。

ほとんどの方が薬に求めるところは、おそらく手っ取り早さではないでしょうか?私は、食品で根本から体質を整え、免疫力を高めることをおすすめします。

しっかり食べて、それから足りない成分を、薬やサプリで補うというのが大切ですね。免疫力を高めるには、良質のタンパク質を摂る事や、腸内環境を整えることが大切です。

サプリメント

タンパク質で免疫力向上

免疫細胞の元となるのは、タンパク質です。良質なタンパク質というのは、必須アミノ酸をバランス良く含むものです。肉・魚・卵・大豆をまんべんなく食べましょう。動物性と植物性に意識して食べるとさらに効果的です。

腸内環境を改善すると免疫力向上!

ところで、腸内環境が良い状態とは、どのような状態か分かりますか?簡単に言えば、悪玉菌が少なく善玉菌が多い状態です。

善玉菌が多いと、以下のような作用が得られます。

  • 病原菌が増えない
  • 腸の排泄運動を活発にする
  • 悪玉菌の作る有害物質の発生を抑制
  • 栄養成分の吸収促進
こうした効果により、免疫力も向上します。腸内環境を良くする栄養成分は、グルタミン乳酸菌です。グルタミンは、生魚・生肉・生卵等に含まれています。

腸の粘膜を強くする作用や、免疫細胞を活性化する作用があるのです。お刺身を食べると、タンパク質も取れて一石二鳥ですね。

乳酸菌はヨーグルト・発酵食品等に多く含まれます。腸内環境を良くして、善玉菌を増やす作用免疫細胞を活性化する作用があるのです。

ぬか漬け等をご自分で漬けるのもいいですね。「いちいち漬け物を漬けるのが大変!」と思われる方は、ぬか床が販売されていますから、そちらを利用するのも良いですね。

発酵食品

それから、軽い運動やしっかり寝る事も忘れないで下さい。これらもとても大切です。