胃腸

腸の中で、便が詰まりやすい場所があるのをご存知ですか?
便秘の解消には、その場所を集中的にマッサージすることがとても効果的です。

また、便秘のメカニズムを知ることで、便秘解消のヒントが見つかります。

便秘のメカニズム – 詰まりやすいのはどこ?

便秘の時は、便が硬くてとても排便がしづらいですよね。
どうして、そんなに硬くなってしまうのでしょうか。

腸・消化

食べ物は、胃や小腸で消化されて栄養分が吸収されます。胃や小腸で吸収されなかった水分や栄養分は、大腸で吸収されます。

その動きは実にゆっくりで、大腸内を10時間ほどかけて移動します。ゆっくり動きながら、徐々に水分が腸に吸収されて、液状から固形になっていきます。

腸の働きが弱いと、このゆっくりとした動きがさらにゆっくりになります。そうすると、水分が吸収されすぎて便が硬くなってしまいます。
このようにして硬くなってしまった便は、大腸内を移動しにくくなり、詰まりやすくなってしまいます。これが便秘です。

とくに、大腸の最も狭い場所(図の大腸の最後の部分)が詰まりやすい場所です。つまり、肛門の手前、お腹の左下が最も便が詰まりやすい場所です。
ただし、腸がねじれていたり、狭くなっていたりする人は、それぞれ詰まりやすい場所が異なります。

より効果的な便秘解消マッサージは?

便秘の解消には、詰まりやすい場所(お腹の左下)を念入りにマッサージすることが効果的です。

おすすめのマッサージをご紹介しましょう。

同じように、ご自分で指圧しても良いですし、ご家族に押してもらうのも良いですね。

また、ねじれた腸にはこちらがおすすめです。

慣れると簡単ですので、便秘の時は毎日マッサージしましょう。

マッサージ以外で、便秘を治す方法は?

ヨガ

本来の便秘改善は、下剤や便秘薬に頼ることではない。

便秘の時は食物繊維、とよく耳にしませんか?でも、症状によっては便秘が悪化してしまうこともあるんです。

前述のように、小腸で吸収されなかった食べ物は、大腸で吸収されます。食物繊維は胃や小腸では消化されませんので、ある程度の形を保ったまま大腸にやってきます。

ですから、便秘の時に食物繊維を食べ過ぎると、詰まっているところにさらに固形物が入ってくるわけです。そうすると、余計に便が詰まってしまいます。
便秘だからと言って、野菜などを「やけ食い」のようにたくさん食べる人がいますが、これはむしろ逆効果かもしれません。適度な量にしましょう。

腸内には善玉菌(良い働きをする菌)と悪玉菌(悪い働きをする菌)がいて、食物繊維は善玉菌によって分解されます。
便秘の人の腸内では、悪玉菌が増加していて、善玉菌は少なくなっています。このような腸では食物繊維の分解に時間がかかり過ぎてしまい、悪循環です。
食物繊維を多めに摂るのは、善玉菌が増えてからにしましょう。

ただし、便秘の腸ではなかなか善玉菌が増えません。そこでおすすめなのが、善玉菌の摂取です。善玉菌を直接摂取すれば、当然、善玉菌が増えます

特に効果的なのは乳酸菌のサプリメントです。サプリメントというと、抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし、最近の乳酸菌サプリは種類も豊富です。
乳酸菌は、生きたまま腸に届き、腸内に住み着いてくれる菌を探さなければいけません。

サプリメントの場合、体内で死滅せず腸に届くように、しっかりと作られています。しつこい便秘や、腸の不調で悩んでいる方は、是非試してみてください。

 


乳酸菌サプリメント