お腹が鳴る..は「ガスピタン」で治まる?根本的な解決法は
「会議中なのにお腹が鳴ってしまい、恥ずかしい思いをした」こんな経験はありませんか?お腹が空いているわけでは無くても、突然お腹が鳴ってしまう。
そんな時には、ガスピタンのような市販薬は確かに効果的です。ガスピタンは、腸にガスが溜まらないようにする効果や、腹部膨満感(お腹が膨らんで辛い、違和感を感じる)を解消する効果があります。
お腹が鳴り過ぎる時に、ガスピタンは効果的?
ガスピタンは、お腹が鳴る原因となる「お腹の中のガス」を潰してくれる作用があります。これを消泡作用と言い、お腹が鳴る症状以外に、お腹が張る症状にも効果的な薬です。
また、ガスピタンの効果・効能には、これ以外にも整腸、軟便、便秘にも効果的であることが書かれています。
ガスピタンの詳しい効果・効能については、以下の記事で解説しています。これからガスピタンを使ってみたいと考えている方は、一度参照されてみてください。
ただし、お腹が鳴る症状を根本的に解決したいという方は、市販薬(ガスピタン)だけでは不十分な場合があります。
まずは、なぜお腹が鳴ってしまうのか?その根本的な原因を知り、対処方法を知っておくことが大切です。
なぜ、お腹の音が鳴るの?
お腹が鳴る理由で、まず考えられるのは空腹です。空腹の時にお腹が鳴るのは、空腹情報により脳が指令を出し、胃から腸に食べ物を送るからです。その際、胃の中の空気が、胃の出口の狭い所を通り、グーグーと鳴るのです。
空腹の時にお腹が鳴るのは、仕方がないことです。でも、どうしても鳴ってほしくない時は、空気をたくさん吸い込んで、お腹を膨らませてみましょう。あくまで対処療法ですが、少しはお腹の音が落ち着くはずです。
「空腹では無いのにお腹が鳴る理由」の一つに、空腹とは逆に、食べ物の消化活動のためにお腹が鳴る場合もあります。腸の排便活動である「ぜんどう運動」で、腸が動いた時に、腸内に溜まったガスも動いてギュルギュルと鳴るのです。
もちろん誰でも鳴るのですが、音が大きい人や何度も鳴る方は、腸内にガスが溜まり過ぎているのかもしれません。
腸内にガスが溜まり過ぎている
腸内のガスは、大きく分けると下記の2つです。
- 腸内で腸内細菌が発生させるガス
- 空気や胃液が、膵液(すいえき)により中和される時に発生するガス
これらのガスが、下記の理由により腸内に溜まってしまいます。
- 腸内環境が悪くなり、便やガスを排出する、腸の「ぜんどう運動」が弱くなっている
- 長時間座ることが多い
- おならを我慢することが多い
- 睡眠不足
- 炭酸飲料やビールの飲み過ぎ
- 暴飲暴食
体外から入ってくるガス(空気)が多くなる理由
- 食事の時によく噛まない
- ストレスが原因で、空気を飲み込む癖がある
最初に書いたように、ガスピタンはお腹のガスを消泡してくれ、腸内環境を整えるための乳酸菌も含まれています。そのため、お腹が鳴る症状にも、一定の効果が得られる可能性が高いと言えそうです。
「お腹の鳴り過ぎ」の根本的な解決策
ガスピタンは、あくまで対処療法として有効な方法です。ただし、お腹に溜まったガスを根本的に解消するためには、日頃の生活や食事に注意して、お腹にガスが溜まる原因そのもの改善することが望ましいです。
また、お腹の音や、腹部膨満感が長く続く場合。痛みやその他の違和感を感じる場合など、ガス溜まり以外にも、病気である可能性が考えられます。気になる場合は、なるべく早めに病院を受診するようにしましょう。
また、便秘やガス溜まりを改善する方法として、乳酸菌を摂取する方法はとても効果的です。
お腹が鳴る原因となる「ガス溜まり」が起こるそもそもの原因は、腸内環境が悪化し、悪玉菌が増えているためです。
悪玉菌を減らして善玉菌を増やすのに、おすすめは乳酸菌やビヒズス菌を摂取することです。乳酸菌は、腸内環境を良くして善玉菌を増やしてくれます。
以下の記事では、乳酸菌の効果や、なぜ善玉菌が便秘や腸内環境の改善に効果的なのかを解説しています。お腹に不調を抱えているという方は、参考にされてください。