腸を元気にする食べ物は?毎日食べたい3つの食べ物
腸の役割とはなんでしょうか?まず、消化・吸収が思い浮かびますよね。
しかし、腸は消化・吸収だけではなく、老廃物の排泄や免疫の役割も兼ねています。これらの、消化・吸収・排泄・免疫の全ては、体の健康にとって重要なことです。
腸を元気にするということは、身体の元気に直結するということなのです。
腸を元気にするためには、腸の働きを高める成分を摂る事が大切です。腸を元気にする食べ物と、それらに含まれる成分をご紹介します。
腸を元気にする、3つの食べ物
腸を元気にする食べ物は、たくさんあります。私が今からご紹介する3つの食べ物を選んだ理由は、腸を元気にする成分が含まれている事と、食べ続ける事ができるという基準で選んでいます。
一時的に意識して食べるだけでは、その時だけしか効果が得られません。なるべく長く続けて食べられる物を選びたいですね。
そこで、私は以下の3つの腸を元気にする食べ物をおすすめします。
- カボチャ
- バナナ
- ぬか漬け
カボチャを食べると腸が元気になる?
カボチャは体を温めると昔から言われますよね。その「温める効果」は腸にも良いのです。
食物繊維
食物繊維は、腸内で以下の働きをします。
食物繊維は、腸内で以下の働きをします。
- 水を含んで便を柔らかくして、便のかさを増すことで排便を促す
- 腸内の老廃物や有害物質が溜まりにくい環境を作る
- 体の中に入った食べ物の中の有害物質を吸着して、便と一緒に排泄する
- 大腸内を弱酸性に保ち善玉菌を増やす
カボチャには、この両方の性質の食物繊維が含まれています。
マグネシウム
腸内に達したマグネシウムは、便のもとになる食べ物のカスを柔らかくして、スムーズな排便が出来るように働きます。
腸内に達したマグネシウムは、便のもとになる食べ物のカスを柔らかくして、スムーズな排便が出来るように働きます。
ビタミンC
大腸の排便活動である「ぜんどう運動」を活発にします。腸の病気予防効果もあるのです。
大腸の排便活動である「ぜんどう運動」を活発にします。腸の病気予防効果もあるのです。
ビタミンE
体が冷えると腸の働きは低下します。ビタミンEは毛細血管を拡げて体を温めることから腸の働きが活性化されるのです。
体が冷えると腸の働きは低下します。ビタミンEは毛細血管を拡げて体を温めることから腸の働きが活性化されるのです。
βカロテン
小腸に達したβカロテンの一部がビタミンAに変換され、腸の粘膜を健康に保つ働きをします。
小腸に達したβカロテンの一部がビタミンAに変換され、腸の粘膜を健康に保つ働きをします。
バナナを食べると腸が元気になる?
バナナは栄養価が高い事が知られていますね。腸を元気にする成分も多く含まれます。
オリゴ糖
オリゴ糖は、胃や小腸で吸収・分解されずに大腸まで届きます。
そして、善玉菌のエサとなり、その数を増やすのです。腸の中で善玉菌が増えると、腸が元気になります。
オリゴ糖は、胃や小腸で吸収・分解されずに大腸まで届きます。
そして、善玉菌のエサとなり、その数を増やすのです。腸の中で善玉菌が増えると、腸が元気になります。
ビタミンB6
腸の粘膜を健康に保つ働きをします。
腸の粘膜を健康に保つ働きをします。
バナナには他にも下記の成分が含まれます。
- 食物繊維
- マグネシウム
- ビタミンC
- ビタミンE
ぬか漬けを食べると腸が元気になる?
ぬか漬けは、漬けられた野菜によって成分が異なるでしょう。しかし、必ず含まれる成分がいくつかあります。それは食物繊維と乳酸菌です。
乳酸菌
ぬか漬けは、乳酸菌が多く含まれます。乳酸菌は腸内で以下の働きをします。
ぬか漬けは、乳酸菌が多く含まれます。乳酸菌は腸内で以下の働きをします。
- 腸内に着いた乳酸菌は、乳酸を放出し、悪玉菌の苦手な弱酸性の環境を作り、悪玉菌を減らして善玉菌を増やし、腸内環境を良くする
- 免疫細胞のリンパ球を刺激し、活性化させる
- アレルギーを引き起こす原因を抑制する
腸を元気にする、3つの食べ物を毎日欠かさず食べるようにしましょう。