病院

あなたの腸の痛みは、我慢できないくらい痛いですか?
もしそうだとしたら、すぐ病院に行きましょう。

どの辺りが痛いのでしょう?

ひょっとしたら、腸ではなく他の場所ということはないですか?
下痢をしているからと言って、腸と決めつけてはいけません。

みぞおち付近なら胃や食道の病気。みぞおちの右側なら肝臓か胆のう。左側なら膵臓の病気。

下腹部が痛い場合は、子宮筋腫など女性特有の病気や、前立腺炎などの男性の病気かもしれません。
これらの病気の中にも下痢を伴うものがあるのです。

では、どの辺りが痛いと腸が痛いということになるのでしょうか?
それは、おへその周りから下に痛みがある場合です。腹部全体に痛みが出る病気もあります。

腸の痛みと下痢を伴う病気は?

胃腸

腸の痛みと下痢で疑われる病気を部位ごとにご説明しましょう。

  1. おへそ周辺
  2. 右下腹部
  3. 左下腹部
  4. お腹全体

1.おへそ周辺

・感染性腸炎

おへそ周辺の痛みで真っ先に考えられるのは、感染性腸炎です。ウイルスや細菌などが腸に感染する事で引き起こされます。
O-157やサルモネラ菌が有名ですよね。食べ物や飲み物で感染した場合は食中毒と呼ばれます。

2.右下腹部

右下腹部に痛みがある場合、以下のような病気が原因として考えられます。

・潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜が炎症を起こして、ただれて潰瘍ができる病気です。
体を守るはずの免疫細胞が異常をきたして、大腸粘膜を攻撃することで起こります。食生活や腸内細菌のバランス等も一因とされていて、はっきりとは判っていません。

・クローン病

小腸や大腸に炎症を起こします。潰瘍性大腸炎と同じような原因とされていますが、はっきりとは判っていません。

・大腸憩室症

大腸粘膜がたくさんの袋状になって、腸の外側に向かって突き出る病気です。
大腸の内部圧力が上昇することで起こります。加齢や生活習慣、体質などで、腸の壁が弱くなることも原因の一つです。

3.左下腹部

左下腹部に痛みがある場合、以下のような病気が原因として考えられます。

・潰瘍性大腸炎

・大腸憩室症

・過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、潜在的な患者さんがとても多い病気です。
この病気の特徴として、検査では異常がないのに、下痢・便秘・腹痛・お腹の張りといった症状が出てしまう病気です。
下痢型・便秘型・交代型(下痢と便秘を交互に繰り返す)の3タイプがあります。

腹痛は全体に現れますが、最も多いのは左下腹部痛です。ストレスが原因と言われる病気ですが、詳しい事は判っていません。

過敏性腸症候群について、詳しくは以下の記事も参考にしてください。

4.お腹全体

お腹全体に痛みがある場合、以下のような病気が原因として考えられます。

・感染性腸炎

・過敏性腸症候群

終わりに

これらの病気の疑いがある場合は、すぐに病院で検査を受けてください。大腸カメラ等で検査をしてもらうと、病気の原因が分かりますから、安心です。


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