市販の薬で過敏性腸症候群に効くのは?

過敏性腸症候群の患者数は、約1200万人と言われています。症状が酷くないうちは、わざわざ病院で治療を行わないという方も多いでしょう。
しかし、ただの下痢や便秘だと思われがちですが、放置して悪化すると危険な病気です。後に詳しく述べますが、便秘や下痢で腸内環境が悪化した状態を放置すると、病気にかかりやすくなります。

お腹を押さえる女性

もちろん、一時的に症状を抑えるには市販薬は有効です。過敏性腸症候群の方が、病院で処方される薬の成分で、市販されているのは以下の薬があります。

[パンシロントリム] 胃や腸の動きを調節する薬 下痢・便秘に効果

[ロペラマックサット・シグナル下痢止め] 腸の動きを抑制する薬 かなり強い下痢止め

[コーラックソフト] 腸を刺激する下剤

ただし、市販の薬には長期間服用すると効果を感じなくなるものも多くありますから、注意するようにしましょう。

過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群には、以下のような症状があります。単純に下痢や腹痛だけでなく、お腹が張ってしまう感じや、慢性的な便秘・便の異常も含まれています。

  • 腹痛
  • 腹部不快感
  • 下痢
  • 便秘
  • 腹部膨満感
  • お腹が鳴り過ぎる
  • オナラがたくさん出る
そして、意外かもしれませんが、お腹の症状以外にも、以下のような症状があるのです。
  • 頭痛
  • 疲労感
  • 抑うつ
  • 不安感
  • 集中力の欠如

腸とストレス

なぜお腹以外に症状があるのでしょうか?実は、過敏性腸症候群の原因は、まだはっきりと解明されているわけではありません。
しかし、最近の研究では、ストレスが加わるとストレスホルモンが脳から放出され、その刺激で腸の動きがおかしくなるとされています。意外かもしれませんが、腸とストレスの関係は深いものです。

うつ病の原因の1つに、セロトニンの減少が関係していると言われていますが、このセロトニンの90%は腸内に集中しています。そして、セロトニンは腸の排便活動にも関わっています。
また、腸は腸神経と自律神経で動いています。強いストレスにより、腸神経は知覚過敏を起こし、自律神経は便秘を引き起こします。

また、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増えると、腹痛や腹部の不快感といった、知覚過敏が起きやすくなります。これも、過敏性腸症候群の原因の一つとされています。
腸内環境を改善して善玉菌を増やし、強い腸を作ることが、過敏性腸症候群の症状の改善に効果があると思われます。

腸内環境を改善しよう

お腹

腸内環境を改善して、善玉菌を増やし、強い腸を作ると便秘や下痢になりにくくなるだけではなく、免疫力が向上し、病気にもなりにくくなります。腸内環境を改善するには、乳酸菌はとても効果的なのです。
乳酸菌には、腸に以下のような効果があるとされています。

  • 乳酸を放出して腸内を悪玉菌の苦手な弱酸性の状態に保ち、悪玉菌を減らし善玉菌を増やす
  • リンパ球を刺激して活性化させる働きをするため免疫力が高まる
乳酸菌は発酵食品・漬物・ヨーグルトに多く含まれています。毎日の食事の中に、できるだけ乳酸菌を多く含む食べ物を取り入れましょう。
もちろん、乳酸菌だけを摂取すればいいわけではありません。バランスの取れた食事を、3食しっかり食べるようにしましょう。

仕事等で忙しい方や、あまり食べられないという方は、サプリメントで補うこともおすすめです。
乳酸菌にはたくさんの種類があり、その効果にも大小があります。サプリメントを選ぶ際には、以下の事に気をつけて下さい。

  • 腸に届く乳酸菌を選ぶ
  • 腸に棲み着く乳酸菌を選ぶ
乳酸菌で腸内環境を改善して、過敏性腸症候群の根本的な解決を目指すようにしましょう。

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