最近では、テレビ番組などでも、よく「腸内細菌」「善玉菌」「悪玉菌」と言った言葉を耳にするようになりましたね。

腸内細菌と言うのは、腸に住んでいる細菌の事です。その中でも、私たちにとって必要な良い働きをする細菌を善玉菌、不要な悪い働きをする細菌のことを悪玉菌と呼びます。

善玉菌と悪玉菌

慢性的な下痢や便秘などのお腹の不調。こんな時、私たちの腸内では、善玉菌が少なく、悪玉菌が多くなっているのが一般的です。そうして、善玉菌の良い働きが得られず、悪玉菌の悪い働きの影響を受けてしまった結果が、お腹の不調なのです。

腸内細菌のバランスが整えば、善玉菌の良い働きが得られ、悪玉菌の悪い働きの影響を受けにくくなります。そうすれば、下痢や便秘にもなりにくい、健康な腸を維持できるのです。

では、善玉菌と悪玉菌の働きを具体的に見ていきましょう。

善玉菌の良い働きってナニ?

腸内の善玉菌の多くは乳酸菌です。

腸内の善玉菌

  • 乳酸という有機酸を産生するラクトバチルス属
  • 乳酸以外に、酢酸などの有機酸を産生するビフィズス菌
腸内にはこの2つの乳酸菌が多く存在しています。

これらの善玉菌は次のような働きをしてくれます。

善玉菌の良い働き

  1. 整腸作用
  2. 栄養素を産生
  3. 免疫活性
  4. アレルギーの予防
  5. 食中毒の防御
  6. 生活習慣病の予防
  7. ストレスの軽減
順に見ていきましょう。

1.整腸作用

  • 善玉菌が作る酵素によって乳酸などが作られ、それが腸壁を刺激すると排泄運動が活発になります。そのため、腸内が清潔に保たれるんです。
  • 乳酸などで腸内が弱酸性に保たれます。これにより、弱酸性を苦手とする悪玉菌は減少していきます。

2.栄養素を産生

  • 善玉菌が作る酵素によって、短鎖脂肪酸やビタミンB類・C・Kなどの、必要な栄養素が作られます。

3.免疫活性

  • 善玉菌が作る酵素によって、免疫細胞を刺激する物質が作られます。その結果、免疫細胞が活発になるので、病気の予防につながりますね。

4.アレルギーの予防

  • アレルギーの原因は、免疫バランスの乱れが考えられます。善玉菌は免疫バランスを整えるので、アレルギーの抑制に一定の効果が見込めるでしょう。

5.食中毒の防御

  • 善玉菌が作る酵素によってが作られ、腸内が弱酸性に保たれます。食中毒を引き起こす菌は、弱酸性が苦手なので、予防には一定の効果が期待できますよ。
  • 善玉菌が起点となって免疫細胞を刺激する事によって、抗菌物質の生産が活発になります。

6.生活習慣病の予防

  • 善玉菌は、生活習慣病の原因となるコレステロールを吸着して体外へ排出してくれます。
  • 善玉菌が作る酵素は、体内の毒素を減らす作用があるんです。

7.ストレスを軽減

  • 善玉菌が作る酵素によって、セロトニン・GABAなど、ストレスを軽減する物質が作られます。

上記のように、善玉菌の働きによる効果は、腸だけに留まらず、全身に及ぶのです。お腹の不調に悩む人は、善玉菌が少ないために、これらの効果が得られないのです。もったいないですね。

悪玉菌の悪い働きってナニ?

細菌

腸内の悪玉菌の多くは、ウェルシュ菌や有毒株の大腸菌です。

悪玉菌の悪い働き

  • 悪玉菌の作る酵素が、タンパク質を腐敗させる
  • 腸内で腐敗物質や有害物質、発がん性物質、有毒ガスが発生する
この働きによって、腸内環境は腐敗していきます。そして、腸の働きが低下してしまいます。

そうすると、腐敗物質や有害物質、発がん性物質が排出できず、腸に吸収されてしまうんです。
その結果、血液を通って有害物質が全身へ回り、下痢や便秘などの腸の不調だけではなく、様々な病気や症状の原因となってしまうのです。

例えば、肌荒れやニキビは、血液を通って体内へ循環された有害物質が、毛穴から排出される事が一因となんです。

肌荒れ

肌荒れの原因は、実は腸内環境の悪化にあるのかもしれない。

 

また、悪玉菌が作り出す酵素によってが作られ、腸内をアルカリ性に保ちます。善玉菌は、アルカリ性の環境が苦手で生きていけないため、減少してしまうのです。

慢性的な下痢や便秘に悩む人は多い

厚生労働省の「平成13年国民生活基礎調査」によると、下痢の患者数は211万人。便秘の患者数は452万人です。
これは、病院に行った人数の統計なので、実際の数はもっと多いでしょう。

下痢と便秘の患者数推移

画像:田中消化器科クリニック

図をみると、下痢や便秘に悩む人は、年々増加傾向にあるようですね。

次に、年代や性別で比較した図を見てみましょう。

下痢の年代別患者数

画像:田中消化器科クリニック

下痢は、男性に多く見られるようです。20代から50代の男性は、特に多いようですね。

便秘の年代別患者数

画像:田中消化器科クリニック

便秘は、圧倒的に女性に多くいですね。
でも、45歳以上では、男女ともに便秘が増加していますね。
なぜでしょう?

45歳以上の男女で便秘が多い理由

  • 加齢に伴って腹筋が弱まり排便しにくくなった
  • 加齢に伴って善玉菌が減少した
  • 更年期障害の影響で腸の運動が起きない
排便するには、腹筋などの筋肉の力も必要です。筋力をつける運動をするといいでしょう。

また、ビフィズス菌は年齡と共に減少する傾向があるので、積極的に摂取するといいでしょう。

最近では、男性にもあると言われる更年期障害ですが、更年期障害は自律神経に影響を与えます。自律神経は腸の排便運動をコントロールしている神経なので、便秘を引き起こすことがあるんです。

慢性的な下痢や便秘に悩む人の声

腸の不調に悩む人の、実際の声を見てみましょう。

悩んでいる方の中には、便秘薬を過量に服用している人もいるようですね。でも、これではいつまで経ってもお腹の不調から解放されませんね。

お腹の不調を改善するには、善玉菌を増やすのがいいですよ。

どうやって善玉菌を増やすの?

お腹

善玉菌を増やすためにも、悪玉菌を増やさない努力が必要。

 

でも、その前に。

善玉菌を増やす事も大切ですが、まずは悪玉菌を増やす食事・生活習慣を見直しましょう

悪玉菌を増やす食事・習慣を見直そう!

  • 悪玉菌のエサとなるタンパク質や脂質の摂取量を減らす
  • 脂っこい食事を減らす(スナック菓子やファストフードなど)
  • 軽い運動をする
  • しっかり睡眠をとる
  • ストレスを溜めない
簡単に言うと、肉少なめ、野菜多めの、バランスの取れた食事を心がけましょう。これだけでもずいぶんと改善されるはずです。
いきなりすべてを改善する事は不可能でしょうから、できることから無理のないように実行していきましょう。

さて、本題ですが、善玉菌を増やすには...乳酸菌を摂るのが効果的なんです。
善玉菌のほとんどは乳酸菌ですから、善玉菌を増やすには、乳酸菌を増やせばいいんですね。

乳酸菌の摂取で善玉菌を増やす!

乳酸菌が、生きたまま腸内まで送り込まれれば、善玉菌としてそのまま腸に定着します。だから、生きた乳酸菌を摂りましょう。
ただし、ほとんどの乳酸菌は胃酸に負けてしまい、生きて腸まで届くことはありません。

そこで、オススメするのは乳酸菌のサプリメントです。
乳酸菌のサプリメントは、乳酸菌をカプセルなどでコーティングしてあります。そのため、乳酸菌を生きたまま腸に送り込む事ができるのです。

慢性的な下痢や、便秘の根本改善にはとても効果的です。

食生活を根本的に改善するというのは、現実的には難しい選択です。
サプリメントの摂取なら、ほとんど負担にならずに手軽に取り組めますよね。

お腹の不調に悩んでいるという方は、一度お試しください。


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