腸内環境が悪い時の症状は!?簡単にチェックできる方法


お腹のトラブルを抱えていると、自分でも、なんとなく腸内環境が悪いのかな?と分かりますよね。

でも、特に気になる症状が無いと、腸内環境が良いのか悪いのか分からないかもしれません。

そこで、腸内環境をチェックする簡単な方法をご紹介します。

注意を促す女性

腸内環境をチェックする4つの方法

お腹のトラブルといえば便秘や下痢。これらに悩まれている方は、やはり、残念ながら腸内環境が悪いと考えられます。

腸内の悪玉菌の増加や、腸の働きの低下は、排便運動に悪影響を与えます。その中でも、便秘や下痢は特に分かりやすい症状なのです。

その他にも、チェックする方法はあります。1つずつ見ていきましょう。

おならが臭い

腸内環境が悪化すると、腸内に有害ガスが充満します。このガスは、スカトールやインドール等で、おならや便の臭いの素となるものです。

腸内に溜まった有毒ガスを放置しておくと、腸に吸収されて血液から全身に回ってしまいます。その結果、なんと体臭まで発生してしまうことがあります

腸内環境が良いと、おならや便はあまり臭くないか、酸っぱい臭いがします。これは、善玉菌が多く存在し腸内が弱酸性に保たれるためです。

また、有害ガスも発生しにくく、しかも排出されやすいので溜まりません。したがって、体臭もあまり臭わなくなるはずです。

肌が荒れる

腸内環境が悪いと有害物質が排出されず、腸内に溜まってしまいます。先ほどのガスと同じように、全身に回り始めます。すると、有害物質は毛穴から出てきて、肌が荒れてしまうのです。

また、栄養の吸収も悪くなり、肌に必要な栄養が不足することに。美肌に必要なビタミンB類やビタミンCの産生は腸内の善玉菌が行っています。

悪い腸内環境では、善玉菌が減り、産生されるはずのビタミンも減り、美肌から遠のいてしまいます。

風邪をひきやすい

腸内に悪玉菌が繁殖して善玉菌が減ると、免疫力が下がります。

善玉菌は腸に病原菌などが付着するのを防ぐ役割を持っています。ですから、善玉菌が少ないと、腸内に悪玉菌や病原菌が付着しやすくなってしまいます。

また、実際に病原菌を退治するのは、白血球などの免疫細胞です。善玉菌の刺激に始まり、免疫細胞が活性化します。ですから、善玉菌が少ないと免疫細胞に元気がなく、病原菌に負けてしまうかもしれません。

また、風邪だけでなく、その他の病気にもかかりやすくなってしまいます。

なんだか体力が落ちた。頻繁に体調を崩すようになった、、という時は、腸内環境が悪化している可能性も考えてみてください。

便の色・形

理想の便ってどんな便だと思いますか?それはバナナのような形状です。理想は、バナナ2、3本分で、少し、酸っぱいにおい。そして、軽くて軟い。

これに近ければ、腸内環境に問題はないはずです。逆に、それ以外の便は腸内環境が悪いと考えられます。

まずは、以上の4項目をチェックしてみて下さい。そして、腸内環境が悪いと思ったら、すぐに改善すべきです。

腸内環境の見直しにおすすめの方法

でも、どうやって改善したらいいのか分からないという人も多いでしょう。まずは、よく耳にする「食事・生活の見直し」は、確かに腸内環境改善に必要です。

軽い運動と十分な睡眠、そして、野菜中心、肉は少なめの食事を心掛ける。これだけでも、変化があるはずです。

さらに効果的なのは「乳酸菌」を摂取すること。乳酸菌は悪玉菌排除や腸の機能を向上させ、腸内環境を整えます。

腸内の善玉菌とは、ビフィズス菌などの乳酸菌です。つまり、乳酸菌を摂取することにより、善玉菌を直接増やす事になるのです。

ただし、乳酸菌なら何でも良いわけではありません。乳酸菌の多くは、胃酸に弱いため腸までたどり着く前に死滅してしまいます。

死滅した乳酸菌も善玉菌のえさにはなりますが、悪玉菌を排除する事は出来ないのです。摂取するからには、確実に腸まで行ける菌でなくては、もったいないですよね。

良質な乳酸菌を確実に取り入れるための、おすすめの方法はサプリメントです。サプリメントは、カプセル等で乳酸菌を包み、生きたまま腸まで行けるようにしてあります。

腸内環境に自信がないという方は、乳酸菌のサプリメントを、継続して飲んでみることもオススメです。