便秘と下痢を繰り返す症状にお悩みですか?

お腹を押さえる女性

もしかすると腸内環境が悪いのかもしれませんよ。

腸内環境が悪化すると、腸の排便運動である蠕動(ぜんどう)運動が不規則になるんです。そうすると、便秘と下痢を繰り返してしまいます。

便秘と下痢を繰り返すのはどうして?!

思い出してみて下さい。長い便秘が解消された時、便の状態はどうでしたか?

硬い便の後に、柔らかい便が出たのではないでしょうか?
おそらく、便秘で腸に長く溜まっていた「硬い便」が出た後、腸に入ったばかりの「新しい便」が出てしまったのでしょう。

これなら心配いりません。また便秘にならないように、腸内環境を良好に保つように気を付ければ大丈夫。

でも、ストレスが原因で便秘と下痢を繰り返すこともあるんです。

便秘と下痢を繰り返すのはストレスのせい?!

ストレスで便秘と下痢を繰り返しているなら、過敏性腸症候群かもしれません。

過敏性腸症候群の症状

  • 腹痛
  • 下痢・便秘
  • お腹の張り
  • お腹の違和感(気持ち悪い)
  • ガス溜まり
  • 残便感
他にも、次のような症状が出ることがあります。
精神症状

  • 不眠
  • 不安感
  • 抑うつ状態

全身症状

  • 頭痛・頭重
  • 疲れ・だるさ
  • めまい
  • 肩こり

消化器症状

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 食欲不振
過敏性腸症候群が、お腹の症状だけではないのは、自律神経との関係が深い病気だからです。

自律神経と腸の関係

自律神経というのは、私たちが自分の意思で動かせない、例えば心臓や胃腸などをコントロールする神経です。

自律神経には、交感神経副交感神経の2つがあって、この2つがバランス良く交代しながら働いています。

交感神経が働くのは

  • 運動している時
  • 緊張している時
  • ストレスがある時

副交感神経が働くのは

  • 休息している時
  • 睡眠している時
  • リラックスしている時
もちろん、腸も自律神経にコントロールされていて、
  • 交感神経が優位な時 ⇒ 腸の働きを抑える
  • 副交感神経が優位な時 ⇒ 腸の働きが活発になる
ところが、ストレスによって自律神経が乱れると、2つの交代のバランスが崩れて...

  • 長時間、交感神経優位 ⇒ 腸の働きが弱い時間が長い ⇒ 便秘
  • 長時間、副交感神経優位 ⇒ 腸が活発な時間が長い ⇒ 下痢

こうして、便秘と下痢を繰り返してしまうのです。また、繰り返さない便秘型、下痢型といった症状も過敏性腸症候群の症状ですから、腹痛など当てはまる症状があれば、早めに病院に行きましょう。

その上で、腸内環境を良好に保つように心がけると、症状の改善が期待できるでしょう。

便秘と下痢の繰り返しを治すには?!

繰り返す便秘と下痢から解放されるには、

  1. バランスの取れた食生活
  2. 軽い運動でストレス解消
  3. 乳酸菌の摂取
を心がけましょう。

1.バランスの取れた食生活

バランスの取れた食事を摂るには、ごはんなどの穀物(主食)を中心として、副菜や主菜(おかず)に色々な料理や食品を組み合わせることが大切です。

主食・・・・・・ごはん、パン、麺類
副菜・・・・・・野菜、きのこ、いも、海藻を使った料理
主菜・・・・・・肉、魚、卵、大豆を使った料理
牛乳・乳製品・・・牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品
果物・・・・・・りんごやみかんなどの果物

出典:農林水産省 食事バランスガイド

食事バランスガイド

出典:農林水産省 食事バランスガイド

2.軽い運動でストレス解消

運動と言っても、簡単なストレッチや体操でいいんです。季節の良い時期なんかは、散歩もいい気分転換になりますよ。

軽い運動は、腸を刺激して調子を整えてくれるんです。ストレス解消にもなりますし、夜よく眠れるようになりますから、ぜひ、日常生活に軽い運動を取りいれましょう。

3.乳酸菌の摂取

乳酸菌には整腸作用があるので、腸内環境を良好に保ってくれます。その上、乳酸菌の中には、ストレス緩和作用を持った菌がいるんです。

カルピス株式会社の研究をご紹介しますね。

L.gasseri CP2305株(「プレミアガセリ菌」)は菌体自体が腸の水分調整を行うことにより、ストレス誘発型の下痢の改善効果が示されることを確認しました。この効果は、脳腸相関によるストレス緩和作用によるものと考えられます(図3)。

乳酸菌の新たな整腸メカニズム

脳腸相関とは:
腸と脳は自律神経系を通じて双方向性の情報伝達を行いながら、生体機能の恒常性を保っている。これらは脳腸相関と言われている。

出典:カルピス株式会社 乳酸菌の新たな整腸メカニズム

つまり、脳と腸がお互いに情報交換を行っていることを「腸脳相関」と言い、これによって次のことが起こったのです。

  1. 乳酸菌に刺激された腸から脳に情報が伝わり、その結果、脳がストレスを緩和させるよう指令を出した。
    ※コルチゾールはストレス時に出される物質で、コルチゾールが低下したということは、ストレスが緩和されたと言えるのです。
  2. 脳からの指令でストレスが緩和されたので、腸が活発に働けるようになり、その結果下痢が改善された。
この研究では、健康な人に乳酸菌を摂取してもらい、リラックス効果や安眠効果も確認されています。

乳酸菌を積極的に摂取して、不快な症状から解放されましょう。


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