ずっと便秘が続いている。いつも下痢をしている。
便秘や下痢を繰り返してしまう。お腹が張ったり気持ち悪い..

これらの症状が出ているのなら、もしかすると過敏性腸症候群かもしれません。

お腹の調子がずっと悪いなら、過敏性腸症候群かも?

お腹が痛い

いつまで経ってもお腹の調子が悪いのなら、まず、過敏性腸症候群が疑われる。

過敏性腸症候群は、便秘型下痢型交代型(便秘と下痢を繰り返す)の3タイプに分けられます。

過敏性腸症候群の症状

  • 便秘
  • 下痢
  • 腹部の不快感
  • 腹痛
  • 腹部の張り
  • 腹鳴の回数の増加
  • オナラの増加
この病気では、上のようなお腹の症状がみられますが、検査しても腹部に異常は見られません。

この病気の原因は、今でもはっきりとは分かっていませんが、ストレスが大きく関係していると考えられています。だから、ただのお腹の症状だけではないのです。

過敏性腸症候群のお腹以外の症状

  • 不安な気持ち
  • 集中力がなくなる
  • 頭痛
  • 疲労感

過敏性腸症候群の人は、実は結構多い

日本人で過敏性腸症候群にかかっている人は、1200万人程度とされています。

周りを見てみると、意外にも多くの人がこの症状で悩んでいるということが分かります。

過敏性腸症候群はストレスが原因?

私たちの意思とは無関係に、内臓などをコントロールする神経を、自律神経と言います。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」で構成されていて、この2つがバランスを取り合って、内臓などをコントロールしています。

でも、ストレスがかかると2つのバランスが乱れてしまいます。そうすると、内臓などをうまくコントロールできなくなってしまい、色々な不調が現れます。

それでは、自律神経と腸との関係はどうでしょう?

腸は、蠕動(ぜんどう)運動と言う運動によって、食べ物を消化・吸収しながら腸内を移動させています。
この蠕動運動をコントロールしているのも、実は自律神経なのです。だからこそ、ストレスによって、お腹に不調が現れるんです。

交感神経が働き過ぎると、腸の働きが抑制されます。便秘やガス溜まりに副交感神経が働きすぎると、腸の働きが活溌になるので、下痢になります。

これらの事から、自律神経失調症との関連も指摘されています。

腸内環境の悪化が悪循環を生む?

便秘や下痢の人の腸内環境は、常に悪化しています。

腸内環境

便秘や下痢が続くと、腸内が腐敗し、有毒なガスも発生してしまう。

 

この状態では、私たちにとって有益な働きを持つ善玉菌がいなくなります。そして、反対に有害な働きを持つ悪玉菌が繁殖しているのです。

善玉菌(有益な働きを持つ菌)

  • 腸内を弱酸性の状態に維持して、悪玉菌を寄せ付けない
  • 腸の粘膜保護や排泄運動がスムーズになるように働きかける
悪玉菌(有害な働きを持つ菌)

  • 腸内をアルカリ性にして善玉菌を寄せ付けない
  • 腸内を腐敗させる有毒物質や有毒ガスを作る
だからこそ、悪玉菌が多くて腸内環境が悪いと、便秘や下痢の悪化につながりやすくなります。

さらに、善玉菌が産生する有機酸から、ストレス抑制に働く「神経伝達物質」が作られます。善玉菌が少ない状態では、ストレス抑制に働く物質も少なくなってしまいますよね?

なんだか、善玉菌を増やす事が、改善の糸口になりそうに思えてきます。

過敏性腸症候群の治し方は

もし、過敏性腸症候群の可能性がありそうなら、一度は病院に行って診てもらうことをお勧めします。
もしかすると他の病気かもしれませんし、大腸がんの症状でも便秘や下痢を繰り返す事があるんです。大腸カメラの検査を受けると、一番安心ですね。

もし、過敏性腸症候群と診断されたら、おそらく薬を処方されるでしょう。

過敏性腸症候群で処方される薬

  • セロトニン3受容体拮抗薬
    腸内でのセロトニンの作用を抑えることで、下痢症状や腹部症状を改善できます。
  • 高分子重合体
    便に含まれる水分量を改善して、便をちょうどよい硬さに保つ薬です。
  • 消化管運動調節薬
    消化管の動きを活発にしたり、抑えたりする薬です。
  • 乳酸菌製剤
    腸内の乳酸菌を増やすことで、腸内環境を整える薬です。
  • 下剤
    腸の運動を活発にしたり、便をやわらかくしたりする薬です。
  • 抗コリン薬
    腸の異常な運動を抑え、腹痛を抑える薬です。

出典:IBSの治療法

しかし、これらの効果は一時的なもの。症状がひどい時は仕方がないかもしれませんが、根本的な解決とは言えません。
そこで、過敏性腸症候群を根本的に改善する、2つの提案をします。

2つの習慣で過敏性腸症候群に立ち向かおう!

元気な女性

2つの提案とは、食生活と生活習慣に関わる事を少し変えるだけで良いのです。具体的な方法を説明していきますね。

1.食生活の習慣

毎日の食生活の中で意識したいのは、善玉菌を増やす事です。それには、脂っこい食事やスナック菓子などを食べることは控えましょう。なるべく、野菜や海藻、発酵食品などを多く食べると良いです。

食生活を変えたくない!変えられない!という人もいるでしょう。そんな人には、乳酸菌のサプリメントがおすすめです。乳酸菌は、善玉菌です。腸に定着すれば善玉菌が増えてくれます。

それには、乳酸菌サプリが最適なのです。

乳酸菌には種類があって、腸に定着しやすい菌と、そうでない菌があります。乳酸菌サプリは、腸に定着しやすい乳酸菌が含まれています。他の食品などとは違い、生きたまま腸に乳酸菌が届くように、工夫もされています。

何よりも、サプリメントなら簡単に飲めるので、長く続けられます。

2.生活の中の習慣

毎日の生活の、ちょっとした空き時間。そんな時は、便秘に効果のあるマッサージやストレッチをしましょう。
毎日でもできる、簡単なものをご紹介します。

どれもそんなに難しいものではないはずです。

ぜひ、あなたに合いそうなものを続けてみましょう。これらのストレッチは、便秘の時だけ行うようにします。下痢の時は、控えるようにましょう。


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