またストレスで腹痛.. 薬は使うべき?根本治療の方法は


よく、「心と体は繋がっている」という言葉を耳にすることがあります。

抽象的な言葉のように聞こえるかもしれませんが、具体的な状況に当てはめてみると、このことがよく分かるのではないでしょうか。

例えば、ストレスを感じるとお腹の調子が悪くなる、という人は意外に多いのではないでしょうか。

ほとんどの場合、こうした症状の原因として、ストレスによる自律神経のバランスの崩れが当てはまるのです。このように書くと難しく聞こえるかもしれませんが、言うならば「心の不調が胃腸に現れた」という状態です。

  • ストレスを感じるとお腹を下してしまう。
  • キリキリとした痛みを感じる。
  • ゴロゴロとお腹が鳴り、腸が活発に動く。
  • ガスが溜まったような、張った感じがする。
  • 排便が出なくなる。または、便が硬くなる。

こんな症状の時、薬は使うべき?

処方薬

仕事中や重要な場面でこそ、ストレスは頻繁に感じます。しかし、そんな時こそお腹の調子が悪くなっては困るのが普通です。だからこそ、短時間で状況を改善させるために、「薬に頼るしかない」と考えている方も多いようです。

会社で働いていると、こうした状況はよく見かけるような気がします。私自身、過去にこうした経験があるので、他人事とは言えないのですが..

一時的に症状を抑えるなら「市販薬」もあり?

ストレスによる突発的な腹痛を抑えるなら、一時的に市販薬に頼るというのも、仕方がないと言えます。こうした場合、市販の腹痛を抑える薬でも、十分に効果が得られるはずです。

また、ストレス性の下痢の場合も、そうした状況のために開発された市販薬(整腸剤など)が販売されています。ドラッグストアには、専用のコーナーが設置されているくらい、胃腸の不具合の商品は充実しているのです。

しかし、あなたの腹痛や下痢が頻繁に引き起こされるようなら、市販薬を使い続けることには問題があるかもしれません。頻繁に引き起こされる胃腸の不具合は、過敏性腸症候群と呼ばれる病気の可能性もあります。

この病気自体、ストレス性の胃腸の不調として、現代の日本人にはとても多い症状です。特に、働き盛りの中高年の方は、長い間この症状に苦しんでいるという方が多いようです。

こうした慢性的なストレス性の症状の場合、いくらその場しのぎで薬を飲み続けても、根本的には症状が改善されることは全くありません。 むしろ、長期間薬を飲み続けることで、薬に耐性ができてしまう。

つまり、薬の効きが悪くなってしまう、といった問題が引き起こされる可能性が高いのです。

根本的に症状を治すために、できることは?

胃腸の不具合となると、消化器科で検査をしてもらい、必要な薬をもらえば症状は治るのでは?と考える方も多いでしょう。

確かに、そうしたケースもあります。ストレス性と思い込んでいたのに、実は全く違う病気が発見された、という可能性も無いとはいえません。そのため、一度は病院で検査をしてもらうことをお勧めします。

ただし、現実を見てみると、ストレス性の腹痛や下痢の場合、散々検査をしても明確な治療が見つからないというケースが多いのも事実なのです。

しかし、だからと言って、この病気の完治を諦める必要は全くありません。

根気よく、生活習慣を見直そう

時間をかけてでも、この問題と向き合いたいと考えているのなら、これが良い機会と考えて生活を見直してみることをおすすめします。

こうした胃腸の不具合は、元を辿ると自律神経のバランスが崩れることが根本の原因であることが多いのです。腸や様々な臓器は、自律神経の指令によって、私たちが意識しなくても動くことができます。

ストレスで自律神経のバランスが崩れると、過剰な胃腸の動きによる下痢。また、その逆に動きが鈍ることによる便秘や、「ガス溜まり」が引き起こされます。

こうした状況を根本的に打開するには、大きく分けると2つの取り組みが必要です。

1.ストレスを溜めないための行動を習慣化する。

2.胃腸の負担にならない生活習慣を心がける。

いずれも、根本的に改善させるためにできることは、沢山あるはずです。

(1)に関して、特に私がおすすめするのは、毎日最低でも30分間はウォーキングを行うことです。
他にも、ストレスを解消し、自律神経と胃腸の働きを整えるとなると、ヨガピラティスもおすすめです。こうした、体を動かし、呼吸を整える有酸素運動は、日常で溜め込んだストレスを一瞬で開放してくれます。

極端な話ですが、「やるか、やらないか」という意思の問題が大きく関わってきます。長く取り組めば、一定の効果は得られるはずですので、なるべく実践してみてください。

(2)に関して言えば、このサイトでも沢山の情報を提供していますが、脂っこいものや味付けの濃いもの。胃腸の負担となる夜の時間に食べ過ぎないこと。そして、常に必要以上に食べ過ぎないということが重要です。

これだけでも、現代に生きる私たちにとっては、非常にハードルが高いかもしれません。しかし、こうしたことを徹底すれば、慢性的な胃腸の症状はある程度改善が期待できます。

私自身、数年前までは、毎日のお昼ご飯に「濃い味、油たっぷり」なラーメンを平気で食べ、夜は遅い時間に帰宅してから、唐揚げなどの油たっぷりの食事を食べ、そのまま就寝していました。

その頃、見事に「過敏性腸炎」と診断されたわけですが、当時の私にはその理由が全く分かりませんでした。今ではよく分かるのですが。

日中の仕事でストレスを感じ続けると、甘いもの、塩分の濃いもの、こってりした物が食べたくなるものです。

これは、脳がストレスを緩和させようと、「心地よい快楽」を求めているからです。甘いものや塩辛いもの、化学調味料には、心地よい感情を誘発する「ドーパミン」を分泌させる作用さえあります。

あなたに必要なものは、甘いお菓子でも塩辛いラーメンでもなく、夜の時間の大食いでも、晩酌でもないはずです。仕事帰りに居酒屋に寄る代わりに、ジムで汗を流す。早めに帰って近所を散歩することから始めてみると良いでしょう。

人によっては、少し時間のかかる方法だということは、十分に理解しているつもりです。

それでも、毎回薬に頼る必要も、病院に通う必要もないと考えると、、悪い話ではないはずです。

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