乳酸菌は善玉菌?大腸菌は悪玉菌?

乳酸菌も大腸菌も、どちらもよく耳にしますよね。あなたは、その違いをご存知ですか?乳酸菌も大腸菌も、どちらも腸内細菌には変わりありません。
簡単に言うと、「乳酸菌は善玉菌」「大腸菌は悪玉菌」です。そして、腸に良い菌が善玉菌、腸に悪い菌が悪玉菌とされています。

では大腸菌は要らない菌なのか?と言われると、それは違います。少しややこしいかもしれませんが、悪玉菌が全て不要という訳ではないのです。

腸内環境

乳酸菌って、そもそも何なの?

乳酸菌とは、「糖」を使って「乳酸」などの「酸」を作る細菌の総称です。これらの菌は、自然界に広く存在しています。そのため、現在確認されているだけで数千種類もの乳酸菌があるのです。
腸内にも、ビフィズス菌ラクトバチルス等が棲んでいます。これらの菌は、腸内で下記のような働きをしています。

  • ビフィズス菌
    腸内を弱酸性にして、腸内環境のバランスを整え悪玉菌を減らします。
  • ラクトバチルス
    免疫細胞を活性化させ、免疫力を向上する働きや悪玉菌を減らす働きをします。

このように、乳酸菌の種類の1つ1つに、違う働きがあるのです。

大腸菌って、そもそも何?

大腸菌は、代表的な腸内細菌です。大腸菌にも数多くの種類があり、例えば有名なO-157は、157番目の大腸菌です。
大腸菌のほとんどが無害ですが、一部有害のものを「病原性大腸菌」と呼びます。先程のO—157が、その代表格ですね。O—157には下痢等の害がありますね。

ところが、無害な大腸菌は以下の働きをしています。

  • 消化・吸収を助ける
  • ビタミンを作る
  • 悪玉菌の抑制
善玉菌のような働きですよね?よく、腸内の大腸菌のような悪玉菌を、とにかく減らそうといったことを耳にしますよね。それは悪玉菌の中でも、一部の有害な菌を減らそうということなのです。

腸内は、善玉菌が多い方が良い?

実は、個人差はありますが、腸内細菌の総数や種類は、一定の範囲内なのです。その一定の範囲の中で、陣取り合戦のように争っているため、一定の菌が増え過ぎたりといったことは起きにくくなっています。

確かに、腸内環境が悪いと善玉菌が減りますので、増やした方がいいです。だからといって、善玉菌ばかりの腸内環境を目指すのではありません。
先程述べたように、悪玉菌は無害というより、有益な菌も居るので、一定の総数のバランスを整えることを目指しましょう。

理想のバランスは善玉菌20%、悪玉菌10%、その他の菌70%です。

悪い腸内環境のバランスを良くするには、乳酸菌が効果的です。
上記のように、乳酸菌は腸内で活躍しますので、お腹のトラブル(便秘や、張り感など..)のある方は、ヨーグルトやサプリメント等で、乳酸菌を日頃から摂取してみて下さい。
その際は、乳酸菌の種類によって働きが違うことを意識して、選ぶようにしましょう。

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