日本食は腸の健康を維持するために、たいへん良い食事です。中でも、漬物などの発酵食品は、善玉菌を増やす上で特に有効です。

漬物

ぬか漬けが腸に良い理由

ぬか漬けにすると、ぬかの成分と野菜の成分が混じりあうため、腸にとって様々な良い効果が期待できます。ぬか漬けに豊富に含まれる植物性乳酸菌は、生きて腸に届き、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らします。増えた善玉菌が腸内環境を良くしてくれるのです。
ただし、これは殺菌されていないぬか漬けに限ります。

そして、食物繊維が便秘を解消し、腸内の掃除をしてくれます。食物繊維は、「ぬか」にも「野菜」にも入っているものです。そのため、ぬか漬けは、食物繊維を摂取しやすい食べ物なのです。
また、ぬかに含まれる酵素も、ぬか漬けに吸収されています。酵素は、腸の消化を助けて、老廃物を排出する働きをしてくれます。

糠(ぬか)って何からできてる?

日本人なら一度は口にしたことがあるぬか漬けですが、「ぬか」が一体どういうものなのか、特に若い方はよく知らないかもしれません。

一般的に、家庭でぬか漬けに使うぬかは、米を精白した時に出る、果皮、胚芽、種皮などです。昔は、洗剤にもよく使われていました。家畜の飼料に配合したり、キノコ栽培にも使われます。

糠(ぬか)に含まれる成分とは?

ぬかに含まれる主な成分は、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、ミネラル(鉄、マグネシウム、マンガン)、フィチン酸、イノシトール、フェルラ酸、γ−オリザノール、食物性乳酸菌、酵素などです。
この中で、フェルラ酸とγ−オリザノールは、米ぬか特有のものです。

腸だけじゃない.. 体全体に効く「ぬか」のパワー

ぬかには、ビタミン類が多く含まれますが、ビタミン類は熱に弱いため、加熱調理をすると失われます。ぬか漬けは、当然、生の野菜を使います。ですので、ぬかと野菜に含まれるビタミン類が、そのまま摂取出来るのです。

ぬかに含まれるビタミンB1は、脳のエネルギーにもなるブドウ糖の分解に必要です。
また、脚気の予防、心臓の機能を活性化する効果があります。ビタミンB群、ビタミンEは、血管の老化を防ぎます。また、ビタミンUも含まれています。ビタミンUは胃潰瘍に効果を発揮します。

フィチン酸は、抗がん作用、結石の予防等の効果があります。イノシトールは、脂肪肝や高脂血症、鬱病の改善に効果があります。フェルラ酸は、米ぬか特有で、紫外線吸収、酸化防止機能があります。

γ−オリザノールも、米ぬか特有の成分です。コレステロールの吸収を抑える効果があります。また、更年期障害等の不定愁訴(頭が重い、イライラする、眠れない等の自覚症状はあるが、原因となる病気が見つからない状態)にも効果があります。

鬱病などにも効果があるのは、意外な気がしませんか?
ぬか漬けにすると、ぬかの成分に、漬ける野菜の成分が加味されるので、さらなる効果が期待できます。このように、腸だけでなく、様々な病気の改善のためにも、ぬか漬けをなるべくたくさん食べるようにしてみては如何でしょう。


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