食べ物には、その時その時でブームがあります。
今はココナッツオイルの波がすごいですね。流行っているときは試しに食べてみるけど、それからずっと続けて食べていられるものってありますか?

一時的なブームで終わるものには、それなりの理由があります。

  • 手軽に手に入らない
  • 美味しいけれど、値段が高い
  • 毎日食べていると味に飽きる
  • カロリーや糖分が高く、健康的に続かない
だいたいこのような理由で、その時のブームで終わり、忘れられるものが多いです。この条件をすべてクリアして、ずっとこれからも食べ続けたい!と思えるものに出会えたら良いですよね。

わたしがおすすめするのは、自分で作る「豆乳ヨーグルト」です。そうなんです、豆乳ヨーグルトは自宅で簡単に作れるんです!

ヨーグルト

しかも、美味しくて健康にもいいとなったら続けますよね。では、わたしが出会った「豆乳ヨーグルト」の魅力をお伝えします。

「植物性乳酸菌」は、腸での生残率が高い

乳酸菌は大きく分けて、「動物性乳酸菌」「植物性乳酸菌」との2種類があります。市販のヨーグルトで牛乳から作られたものは、「動物性乳酸菌」になります。

同じ乳酸菌でも、実は腸で生きぬくチカラにかなりの違いがあるのです。
ミルクなど、栄養価の高い恵まれた環境で育った動物性乳酸菌に比べて、植物性乳酸菌は塩分や酸分などが多い過酷な環境でも存在しているので、「生き抜く力」がとても強いのです。

人間も同じですよね。裕福な家庭で育ち、苦労知らずのお坊ちゃまは、何かトラブルなどあるとすぐへたれてしまいますが、逆境を潜り抜けて苦労してきた人は、人としてたくましく「生きる力」が強いですよね。
「動物性乳酸菌」はお坊ちゃまで、「植物性乳酸菌」は苦労人といったところでしょうか。体内に入っても胃酸などの消化液にも負けず、腸まで生きて届くことができます。

そういうわけで、植物性乳酸菌は動物性乳酸菌と比べて、たくましく「生きぬく力」が強い乳酸菌なのです。
それに、植物性乳酸菌は、腸の中で働くことによって血中の免疫細胞「マクロファージ」を増殖してくれるので、免疫力アップにも効果的です。

私が自家製豆乳ヨーグルトを作る理由

わたしが、豆乳ヨーグルトを自宅で作ることをおすすめする理由は、以下のような理由があります。

・乳酸菌の数が、市販のものより圧倒的に多い
・生きて腸に届く
・免疫力がアップする
・美肌効果
・作るのが簡単
・コストが安い

豆乳ヨーグルトには、1mlあたり2〜3億個の乳酸菌がいて、食べるとたったの2時間で、免疫細胞マクロファージが激増するそうです。
腸内の腐敗菌は、乳酸菌の善玉菌によって消滅して、腐敗菌が吐き出した毒素(アンモニア)も消え、体の免疫力の回復効果が高いのです。

豆乳ヨーグルトは、腸内環境を改善したり免疫力を高めるほかに、美肌効果にも期待できます。
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをするので、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれるのです。
エストロゲンの分泌量は、加齢とともに減少するので、女性は積極的に食べたいですね。

何より、作ってみたら分かりますが、とっても簡単にできてしまうのです。これが、毎日続けられる秘訣ですね。市販で売られているものより、コストも安くてお財布にもやさしいのが嬉しいです。

「豆乳ヨーグルト」は日本人の腸と相性がいい

日本人が昔から食べてきた伝統食には、大豆を使ったものが多くあります。お味噌、しょうゆは大豆から作られた発酵食品です。

なぜ日本では大豆の発酵食をよく作っていたのでしょう?実は、大豆のDNAは、人間のDNAと構造が近いことがわかっています。細胞の再生に必要な、必須アミノ酸の補給がしやすいのです。
また、リンパ管に溜まった毒素を排出する作用があり、新陳代謝の促進にもつながります。大豆は日本人の伝統食の素なのです。

私の周りでも、最近は豆乳ヨーグルトを食べる人が増えてきています。市販の動物性乳酸菌のヨーグルトだと、お腹を壊していた人も、豆乳ヨーグルトだと大丈夫みたいです。
昔から食べ続けてきた大豆が主となっているので、豆乳ヨーグルトは日本人の腸内環境に合っているのでしょうね。

玄米で豆乳ヨーグルトができる

実は、お米には乳酸菌がびっしりとついているのを知っていますか?乳酸菌は動植物など、自然界に普通に存在しているのですが、お米にもついているんですね。
そういえば昔の人は、お米のとぎ汁で顔を洗ったり、洗剤として利用していたと聞いたことがあります。今でも、とぎ汁を植物にまくと元気になるからと、畑や植木にまく人もいます。

お米についている乳酸菌は、人間にとっても良いので、洗い流したりしていたらもったいないくらいです。
「乳酸菌」は、炭水化物(糖類など)を発酵して作られるので、まさにお米と豆乳の組み合わせでできるのです。

というわけで、早速、そのお米についている乳酸菌を使った「自家製豆乳ヨーグルト」の作り方をご紹介します。

豆乳ヨーグルトの作り方

【材料】

  • 新鮮な玄米(なるべく無農薬米) 0.25カップ
  • 無調整豆乳 0.5リットル

豆乳ヨーグルトの材料

  1. まず容器を熱湯消毒する
    (陶器や、ガラス製の容器がおすすめ)
  2. 表面のゴミを取り除いた玄米(洗わなくてOK)と無調整豆乳を容器に入れる
    (玄米はざるなどでさっとゴミ等を取り除く程度でOK)
    ※豆乳は加工されたものだと固まらないので、必ず無調整豆乳を使う
  3. 泡立てないように優しくグルグル混ぜて、表面の泡を取り除く
    天然素材のスプーンなどえ混ぜるといいでしょう
    (泡を取り除くと仕上がりがキレイになるため)
  4. 暖かい場所にフタをして6時間〜半日ほど放置しておく
    ※冬場だと室温が低いので、保温容器やこたつの中に入れておくと固まりやすいです
  5. 固まったら冷蔵庫に入れて一週間程を目安に食べきる

自家製豆乳ヨーグルト_完成

玄米についている乳酸菌と、大豆たんばく質が結合して固まり、ヨーグルトになるのです。出来上がりは、豆乳の濃度が高いとしっかり固まり、薄いと飲むヨーグルトのようになります。

ちなみに、私は普段、ふくれんの「九州産大豆の無調整豆乳」を使っています。なるべくなら、国産の大豆を使った豆乳を使いたいですね。
たまに、豆腐屋さんで豆乳を売っているところがあります。その豆乳を使うと、味が濃いので、しっかり固めの仕上がりになります。

手順4の「暖かい場所にフタをして放置」については、夏場だと気温が高いので、そのまま常温においていても固まりやすいです。使用する容器は、ガラス製のものか、陶器のものを使うと固まりやすいです。
放置するときは、光を防ぐために、軽くフタをしてください。密閉する必要はありません。この方法で素種を作って、豆乳を継ぎ足していくと、どんどんヨーグルトができていきます。

自家製豆乳ヨーグルト_完成写真

継ぎ足し製法

  1. 玄米の層ギリギリまで食べきったら、豆乳を注いでグルグル混ぜて保温
  2. 固まったら冷蔵庫に入れる
温度が高すぎると、過剰発酵して水分と分離したり、ボロボロ状態のヨーグルトになります。その場合は、上部の水分(ホエー)をスプーンですくい、別の容器に入れ、豆乳を継ぎ足して放置しておくと、固まります。
作る環境や気温でも変化するので、毎回仕上がりが違ったりしますが、これこそ天然ものの証拠ですね。個人的には、過剰発酵したホエーで継ぎ足す方法が成功しやすかったです。

毎回、フタを空けるのが楽しみになりますよ。うまく固まっていたらうれしくなります。毎朝、自家製豆乳ヨーグルトでHappyな朝を迎えてください!


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