「発芽大麦」と言われてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、ビールや、麦茶、麦味噌に使われるイネ科の大麦の種を、水に浸して発芽させたものが、発芽大麦です。
この発芽大麦は、薬用にもなるほどの高い栄養価を持っています。腸の健康を維持するためにも、必要な栄養素を多く含んでいます。

大麦の品種は、二条大麦、四条大麦、六条大麦、裸大麦などがあります。これらは、漢方や生薬の原料に使われています。また、シリアルやパンの材料、麦ごはんにも利用されています。
大麦を発芽させた「麦芽」は、ビールやウイスキーの旨味を出すために使われています。いわゆる「モルト」と呼ばれるものですね。他にも、麦茶やお菓子の材料としても使われているものです。

大麦の栄養素でまず目に付くのは、食物繊維の多さでしょう。「繊維の宝庫」と呼ばれる、サツマイモの約4倍もの含有量です。また、カルシウム、カリウムも豊富です。

麦

発芽大麦が腸に良い理由

発芽大麦には、グルタミンが多く含まれます。このグルタミンは、小腸粘膜で1番のエネルギー源となることで、小腸粘膜を強くします。
大腸粘膜では、2番目に重要なエネルギー源となり、大腸粘膜を強くします。小腸には、免疫力となるリンパ球が全身の60%も存在しているのです。そのリンパ球などの免疫細胞の栄養となり、活性化をしてくれるのです。
小腸は人体最大の免疫機関ですから、その小腸の免疫力の強化は、全身の免疫力強化に繋がるわけです。

食物繊維は大腸内を酸性にして、悪玉菌を減らします。また、腸内の掃除をしながら、排便を促します。酵素は、腸の消化を助けて、老廃物を排出する働きもしてくれるのです。

他にも、ビタミン、ミネラルを多く含むので、便秘解消、腸の健康維持の効果が出ます。

特に注目したい発芽大麦の食物繊維

食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と、水に溶けない「不溶性食物繊維」があります。水溶性食物繊維は、便をやわらかくしてくれます。さらに、血糖値上昇を抑制する、血中コレステロール値を抑制する働きをしてくれます。
不溶性食物繊維は、便のかさを増し、便を出しやすくしてくれます。大麦は、この2つのバランスが非常に良いのです。

大麦よりも、発芽大麦のほうが、グルタミンの量が非常に多いです。白米等に混ぜれば、摂取しやすいですよね。腸にも体にも有益な発芽大麦を、普段の食生活にたくさん摂り入れましょう。


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