腸の免疫機能は、高くなければいけません。腸は、体の器官の中でも、外界と繋がっている器官です。
腸の免疫力が低ければ、侵入してくる異物や病原菌に負けてしまい、すぐに病気になってしまいます。

胃腸

大腸と小腸の免疫力と、善玉菌!

そこで重要となるのが、善玉菌と悪玉菌のバランスです。
ところが、腸にはたくさんの菌が存在しています。腸の内側のひだの中には、なんと100兆個の菌が存在しています。100兆個の腸内の菌...その種類は、400種類もあると考えられているのです。もの凄い量ですよね。

例えば乳酸菌、ビフィズス菌などに代表される、善玉菌。ウェルシュ菌などの、悪玉菌日和見菌(ひよりみきん)。日和見菌は、状況次第で善玉菌になったり悪玉菌になったりする、なんとも不思議な菌です。

腸内細菌の、理想的なバランス

理想のバランスは、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%です。意外にも、善玉菌が少ないんですね。
腸内で常在菌が存在するのは、主に大腸内です。小腸内はビフィズス菌、ユーバクテリア、ストレプトコッカスなどと呼ばれる菌が、少し存在するだけです。

腸管の粘膜には、「腸関連リンパ組織」と呼ばれる、リンパ組織があります。その容積は、腸の25%もあるのです。
ここに集まったリンパ球等の免疫細胞が、異物や病原菌を排除してくれ、体を守っているのです。

異物や病原菌をやっつける、腸の組織

腸管免疫

腸関連リンパ組織は、いくつかの組織で構成されています。
小腸は、パイエル板、腸管上皮細胞、上皮細胞間リンパ球。さらに、粘膜固有層、粘膜固有リンパ球で構成されています。大腸にも、パイエル板以外の全てが備わっています。
パイエル板、腸管上皮細胞、粘膜固有層の3つに全身のリンパ球の60%以上が集まっています。

この中で一番の働き者が、パイエル板です。

パイエル板の入口には、M細胞という組織があって、異物や病原菌が小腸までくると、これらを排除するために働きはじめます。
異物や病原菌を、パイエル板の中に入れようとするのです。
その動きに連動して、パイエル板の中の免疫細胞たちが、病原菌を攻撃するための抗体を作ります。
抗体というのは、武器みたいなものです。

話が難しくなってきましたが、とにかくこの抗体が、腸の中で病原菌をやっつけてくれるために働いてくれているわけです。
いつもいる常在菌と病原菌の見分けがつくというのは、すごいことですよね。


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