アブラナ科といわれても、ピンとくる野菜が少ないかもしれません。キャベツ、ブロッコリー、水菜、大根、小松菜、白菜、菜の花などです。

こうして書くと、意外に思う野菜もありませんでしたか?このアブラナ科の野菜には、共通した栄養素があります。その栄養素のなかでも、「イソチオシアネート」という栄養成分は、ガンに効果が期待されています。
そして、食物繊維、ビタミンC、マグネシウムなどが、腸にとって良い効果をもたらします。

野菜

アブラナ科の野菜

成分のことをご説明する前に、アブラナ科の野菜を羅列しておきます。

  • アブラナ
  • カブ
  • からし菜
  • カリフラワー
  • キャベツ
  • クレソン
  • ケール
  • 小松菜
  • カイワレダイコン
  • 大根
  • 高菜
  • チンゲンサイ
  • 菜の花
  • 野沢菜
  • 白菜
  • ラディッシュ
  • ブロッコリー
  • ルッコラ
  • わさび

などです。世界で3000種以上あります。多くは、地中海から西アジアにかけた地域から、中国を経て、日本へやってきたものです。

イソチオシアネートとグルコシノレート類がガンに効く?

イソチオシアネートは、特に大根、わさび、からし、山椒に含まれる辛み成分のひとつです。辛み、芳香、揮発性があります。
発ガン物質を不活性化させる作用を期待され、研究が進んでいます。他にも、肝機能強化、殺菌、抗酸化、免疫力強化などの効果があります。
また、グルコシノレート類も、大根やわさびの辛み成分です。体内の解毒酵素の働きや、抗酸化力を高めて抗ガン作用を高める効果を期待できます。

アブラナ科野菜の、腸への効果

アブラナ科の野菜には、食物繊維がたくさん含まれています。食物繊維は、大腸内を酸性に保ち、悪玉菌を減らして腸内環境を良くする効果があります。また、便のかさを増して、便をだしやすくしたり、腸内の掃除をしてくれます。ですので、便秘を解消する効果があります。

ほとんどのアブラナ科の野菜に、ビタミンCも含まれています。ビタミンCは、大腸の排便活動である「ぜんどう運動」を活発にします。そのため、ビタミンCも便秘に効果的に働いてくれます。
ビタミンCは、ストレスをやわらげるホルモンの材料にもなるので、ストレスからくる腸の不調に効果があります。

さらに、活性酸素の害を除去する働きもあるので、腸の病気の予防効果もあります。マグネシウムは、腸内で食べ物のカスをやわらかくするように働き、スムーズな排便のサポートをしてくれます。
腸の粘膜を過剰な刺激から守る効果や、神経の興奮を抑え、腸のストレスを緩和する効果もあります。

組み合わせてたくさん食べよう

このように、アブラナ科の野菜が腸にもたらす良い効果は、たくさんあります。ガンへの効果も報告されていますので、今後、ますます注目されそうです。

白菜などは、漬け物にされますね。漬け物にされた白菜には、植物性乳酸菌が豊富に含まれます。
乳酸菌は、腸内環境を整えて、善玉菌を増やしてくれます。アブラナ科の野菜の漬け物は、特におすすめです。


乳酸菌サプリメント